【この世界の片隅に】すずが見た座敷わらしの正体は白木リン?遊女になった経緯を考察

『この世界の片隅に』は漫画を原作として、アニメ化もされている人気作品です。本記事では『この世界の片隅に』登場するすずが見た座敷わらしの正体について紹介します。すずが見た座敷わらしの正体は白木リンなのでしょうか?今回は気になる白木リンが遊女になった経緯やリンと周作の関係について、またリンの生死について考察していきます。そしてアニメ『この世界の片隅に』で白木リンの声を担当した声優についてまとめていきます。

【この世界の片隅に】すずが見た座敷わらしの正体は白木リン?遊女になった経緯を考察のイメージ

目次

  1. この世界の片隅にとは?
  2. この世界の片隅にのすずが見た座敷わらしの正体は白木リン?
  3. この世界の片隅にの座敷わらし(リン)が遊女に?周作との関係・生死も考察
  4. この世界の片隅にの座敷わらしの正体だったリンの声優
  5. この世界の片隅にの座敷わらしに関する感想や評価
  6. この世界の片隅にの座敷わらしまとめ

この世界の片隅にとは?

こうの史代さん原作の『この世界の片隅に』は、漫画を原作としてアニメ化やドラマ化もされている人気作品です。アニメ映画『この世界の片隅に』は海外でも高い評価を受けています。本記事では『この世界の片隅に』に登場する座敷わらしについて紹介します。『この世界の片隅に』に登場する座敷わらしについて気になるといった方は是非本記事を最後までお楽しみください。

この世界の片隅にの原作やアニメ映画の概要

『この世界の片隅に』はこうの史代さん原作の漫画で、2007年から2009年まで「漫画アクション」で連載されました。原作漫画である『この世界の片隅に』は、2009年に第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門で優秀賞を受賞しています。また、『この世界の片隅に』は2016年に片渕須直監督によってアニメ映画化され、2017年の第40回日本アカデミー賞で最優秀アニメーション作品賞を受賞しています。

この世界の片隅にのあらすじ

第2次世界大戦中の広島県呉市を舞台とした家族ドラマであり、主人公たちの日常生活が描かれています。絵を描くことが好きな主人公の浦野すずは、広島市江波の漁師町で育ちます。そして、すずは18歳で呉に住み海軍で働く北条周作の元へ嫁ぎます。新しい家族や新しい生活に戸惑い、また戦争によって大切な物を失いながらも、一日一日を前向きに生きようとする主人公のすずを描いた物語です。

この世界の片隅に【映画】

この世界の片隅にのすずが見た座敷わらしの正体は白木リン?

すずが出会った座敷わらし

すずは小さい頃、兄と妹とともにおばあちゃんと親戚が住んでいる家を訪れます。その際、昼寝をしていたすずは、屋根裏の天井から下りてきた女の子と出会います。その女の子が縁側にあった、みんなが食べた後のすいかを食べ始めたため、すずは新しいすいかを取りに行きます。しかし、新しいすいかを持って戻ってみるとその女の子の姿は消えていたのです。

親戚から家に子どもは住んでいないと言われ、すいかをもったまま放心しているすずに、おばあちゃんはそこにすいかを置いておけば食べに来るかもしれないと言い、すずはその通りにします。そして、ボロボロの服を着ていた女の子が着るかもしれないと思い、すずは自分に作ってもらった浴衣も置いて帰ります。そして兄から、すずが見たのは座敷わらしではないかと言われるのです。

座敷わらしの正体はリンだった?

すずは兄から言われたことで、自分が出会ったのは座敷わらしだと思っていましたが、この座敷わらしの正体が白木リンでした。アニメ『この世界の片隅に』の作中ですいかのエピソードがあり、白木リンは家が貧乏だったから、人の食べた後の皮ばかりかじっていましたが、一度親切にしてもらって赤いとこを食べた、という発言をします。またエンドロールの後のアニメーションで、座敷わらしの正体が白木リンであったことが描かれています。

『この世界の片隅に』の原作漫画では、おばあちゃんがすずの置いていった浴衣を座敷わらしだと思っていた女の子に着せている場面があります。すずのおばあちゃんは、白木リンが屋根裏に住んでることに気づかないふりをして、座敷わらしの正体である白木リンに食べ物をあげていたようです。

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この世界の片隅にの座敷わらし(リン)が遊女に?周作との関係・生死も考察

リンが遊女になった経緯

白木リンが遊女になった経緯は、家が貧しくさらに父親が酒代ほしさに白木リンを裕福な家の使用人として売り飛ばしたことから始まります。裕福な家の使用人となった白木リンは散々こき使われた挙句、その家の子供からいじめられ、我慢の限界になり逃走します。そして、すずのおばあちゃんの家の屋根裏に住みつくことになったのです。そこですずと出会った後、白木リンは広島の呉市へ向かいます。

呉市に着いた白木リンは女性と出会います。そして、その女性に喫茶店でアイスクリームをご馳走してもらい、そのまま遊郭に連れられて行きます。白木リンはまだ少女であったため、雑用として遊郭で働くことになります。やがて大人になった白木リンは遊女として働くことになったのです。

リンと周作との関係

白木リンは家が貧しく学校へ行けなかったため、文字の読み書きができませんでした。すずは、名前を書くのも大変なのではないかと心配しますが、白木リンは大丈夫だと言い、親切なお客さんが書いてくれた自分の名前と住所が書かれたノートの切れ端をすずに見せます。このときは何も知らないすずでしたが、後にリンの名前と住所を書いて渡したのが周作であるとに気づきます。納屋を片づけていたすずは、リンドウ柄のお茶碗を見つけます。

周作に尋ねると、嫁に来てくれる人にあげるつもりで買ったと言い、すずにお茶碗を渡しますが、リンの着物の裾にもリンドウ柄があったことをすずは思い出します。そして、すずはリンが持っていた名前と住所が書かれた紙と同じ大きさに切り取られたノートを周作の部屋で見つけます。また、リンはすずと周作の住む町のことを詳しく知っていました。周作とリンは結婚を考えていましたが、周囲に反対されたことであきらめたと考えられます。

リンはその後死亡している?

白木リンが死亡したという直接的な表現は作中にありませんが、『この世界の片隅に』の物語の終盤で広島県の呉市は、激しい空襲を受けます。白木リンが働いていた遊郭が空襲によって燃えていたことから、白木リンは死亡していると推察されています。また空襲の後、白木リンが働いていた遊廓の瓦礫と長い女性の髪の描写があり、白木リンが死亡したということが表現されているのではないかと考えられています。

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この世界の片隅にの座敷わらしの正体だったリンの声優

ここまで『この世界の片隅に』の座敷わらしの正体だった、白木リンが遊女になった経緯や周作との関係、白木リンの生死についてまとめていきました。ここからはアニメ映画『この世界の片隅に』で白木リンの声を担当した声優について紹介をしていきます。

岩井七世のプロフィール

  • 本名:岩井七世(いわい ななせ)
  • 性別:女性
  • 誕生日:1989年4月23日
  • 血液型:A型
  • 出身:神奈川県
  • 職業:女優、ファッションモデル
  • 所属事務所:イトーカンパニー
  • 身長:165cm
  • 趣味:散歩、ドライブ、乗馬、ウクレレ

岩井七世の主な出演作品

『この世界の片隅に』の座敷わらしの正体だったリンの声優を務めた岩井七世さんは、2001年から2004年までNHK教育『天才てれびくんシリーズ』に出演していました。2007年にアニメ映画『ジーニアス・パーティ』の安野麻衣役の声優を務め、テレビドラマ『探偵学園Q』の西村静香役で出演しています。2008年に芸能界を一時引退していますが、2009年に芸能活動を再開し、映画やドラマ、舞台などで活躍しています。

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この世界の片隅にの座敷わらしに関する感想や評価

すずが遊郭で出会った白木リンがすずが小さい頃に出会った座敷わらしだったことを最後に知って衝撃を受けたという感想が寄せられています。リンが座敷わらしの正体であったことは、エンドロールの後のアニメーションで描かれています。

アニメ映画『この世界の片隅に』を見たが、最高のアニメだったという感想が寄せられています。そして『この世界の片隅に』の登場人物で特に好きなのが座敷わらしであるというコメントが寄せられています。座敷わらしの正体だった白木リンの登場シーンは多くありませんが、重要な役どころを担った存在であり、高い注目度を集めています。

リンとすずの関係が好きだという感想が寄せられています。リンはすずの夫である周作と結婚を考えるほどの関係でした。しかし、周作の妻であるすずとリンの2人のエピソードやシーンが好きだというコメントが多く寄せられています。

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この世界の片隅にの座敷わらしまとめ

いかがでしたか?『この世界の片隅に』の登場人物で座敷わらしの正体だった白木リンについて紹介しました。また、白木リンと周作の関係やリンの生死について考察しました。人気漫画が原作で、アニメ化もされている『この世界の片隅に』を一度ご覧になってはいかがでしょうか?

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