【名探偵コナン】実写版のキャスト・配役は誰？ドラマ版のあらすじも紹介

名探偵コナンとは『青山剛昌（あおやまごうしょう）』先生が週刊少年サンデーで連載中の推理探偵漫画です。1994年に連載が開始され、26年以上に及び掲載が続く大人気作品。アニメも1996年から始まり、映画作品も25作品以上作成される人気ぶりです。青山剛昌先生自作の漫画作品『まじっく快斗』や人気アニメ『ルパン三世』の登場キャラクターも出演したりと、様々な作品キャラクターともコラボしています。

ある日、幼馴染の『毛利蘭（もうりらん）』と共に遊園地に訪れた高校生名探偵の『工藤新一（くどうしんいち）』。新一はその遊園地の中で黒ずくめの人物たちの怪しい取引現場を目撃してしまいます。それに気付いた黒ずくめの男は、口封じのために毒薬を新一に飲ませます。しかし黒ずくめの男たちが立ち去った後、一命を取り留めた新一。その身体は小学生程の大きさに縮んでいたのでした。

名探偵コナンは4作の短編と13話に及ぶ連続ドラマで実写化されており、工藤新一役は第1・2作目と3・4作目で別の俳優が演じています。2006年と2007年に放送された1代目の工藤新一を演じた俳優は『小栗旬（おぐりしゅん）』さん。実写ドラマ版『花より男子』の花沢類や『宇宙兄弟』の主人公・南波六太を演じたりと、メインキャラクターの役を演じることも多い人気俳優です。

2011年と2012年に放送された2代目の工藤新一役を演じたキャストは『溝端淳平（みぞばたじゅんぺい）』さん。溝端淳平さんも1代目・工藤新一役の小栗旬さんと同じく、アニメ原作の実写ドラマを多く演じている俳優。今までキャストされた代表作には『花ざかりの君たちへ』や『失恋ショコラティエ』などがあり、目標の俳優には1代目・工藤新一を演じた小栗旬さんを挙げています。

実写ドラマ版名探偵コナンのキャスト一覧2人目は、主人公・工藤新一の幼馴染でヒロイン役の毛利蘭。毛利蘭役のキャストも1・2作目と3・4作目で別の俳優が演じており、1代目は『黒川智花（くろかわともか）』さんがキャストされています。黒川智花さんは名探偵コナンが掲載されているマンガ雑誌・少年サンデーでグラビアデビューを飾り、その後名探偵コナンの実写ドラマのヒロインとしてキャストされました。

2代目毛利蘭役を演じるのは『忽那汐里（くつなしおり）』さん。オーストラリア出身の日系オーストラリア人俳優です。2007年版『3年B組金八先生』ではその出自を生かし、帰国子女の生徒役として俳優デビューを飾りました。その後も俳優業やCMタレントとして様々な作品にキャストされています。

名探偵コナンを彩る様々な個性を持つキャラクターたち。こちらではそんな登場人物を演じるキャスト陣をご紹介。単発でのスペシャルドラマでは、各話によってキャラクターを演じる俳優が変更されているのでチェックしてみてください。

実写ドラマ版名探偵コナンには1～3作目まで登場している園子。メインキャラの新一・蘭と同じく1・2作目と3作目でキャストが変更されています。そんな1代目の鈴木園子を演じたのは『岩佐真悠子（いわさまゆこ）』さん。『のだめカンタービレ』や『メイちゃんの執事』など、マンガ原作の実写ドラマにキャストされることも多く、グラビアアイドルとしても多くの人気を集めている俳優の一人です。

実写ドラマ版名探偵コナンの2代目鈴木園子は『秋元才加（あきもとさやか）』さん。鈴木園子の役を演じた当時は人気アイドルグループAKB48のメンバーとして活躍していました。『牙狼』や『やすらぎの刻〜道 平成編』にもキャストとして配役され、ハリウッド映画『山猫は眠らない』にも出演するなどその後も俳優として活躍しています。

実写ドラマ版キャストの服部平次を演じるのは俳優の『松坂桃李（まつざかとおり）』さん。『侍戦隊シンケンジャー』から『娼年』まで、子供が楽しめる作品から大人向けのものまで様々な作品で役を演じています。これまで第85回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞や第36回日本アカデミー賞新人俳優賞など様々な賞を受賞している実力派の俳優です。

目暮警部こと『目暮十三（めぐれじゅうぞう）』のキャストは1作目と2・3作目でキャストが変更されており、1作目の目暮警部を演じたのは『古畑任三郎シリーズ』や『サラリーマン刑事シリーズ』など、刑事ものシリーズに登場することが多い『西村雅彦（にしむらまさひこ）』さん。第71回キネマ旬報賞助演男優賞や第40回ブルーリボン賞助演男優賞など多くの賞を受賞している名脇役俳優の一人です。

実写ドラマ版キャスト2代目の目暮警部を演じたキャストは『伊武雅刀（いぶまさとう）』さん。西村雅彦さんと同じく『火曜サスペンス劇場』や『横山秀夫サスペンスシリーズ』など多くの刑事もの作品に出演しています。俳優としての仕事の他、その声質の良さからラジオパーソナリティやナレーションの仕事なども多くこなしています。

実写ドラマ版名探偵コナンで蘭の母親『妃英理（きさきえり）』にキャストされたのは『大塚寧々（おおつかねね）』さん。『HERO』『おっさんずラブ』など人気ドラマで活躍することも多い大塚寧々さんは1988年に週刊朝日で表紙モデルとしてモデルデビューしたのち、1992年の『君のためにできること』でデビューを果たした俳優です。

実写ドラマ版名探偵コナンの第2作目にゲストキャラとして出演した"アガサ博士（あがさはかせ）"こと『阿笠博士（あがさひろし）』。キャラクターを演じた俳優は『田山涼成（たやまりょうせい）』さんです。テレビドラマの代表作品は『特命係長 只野仁』の総務二課長・佐川和男役や2012年版『GTO』の内山田ひろしなど。子供時代から様々な役を演じるベテラン俳優として活躍しています。

実写ドラマ版名探偵コナンで全作を通して毛利小五郎のキャストとして活躍している『陣内孝則（じんないたかのり）』さん。『名探偵 明智小五郎シリーズ』の明智小五郎を演じたり、『交渉人〜THE NEGOTIATOR〜』桐沢圭吾役にキャストされたりと、主演も脇役としても光る演技を見せています。俳優業に専念する前にはミュージシャンとしても活躍していた多彩な俳優です。

修学旅行を目前にしている新一たち。そんな中、「修学旅行中、クラスメイトの誰かを誘拐する」と書かれた挑戦状が新一の元に送られてきます。その続きには「その相手を守れなかった時には"高校生探偵"の肩書きを返上してもらう」とされていました。そして修学旅行の日。新一たちが観覧船に乗っていると、どこからか大きな水音が船内に響き渡ります。

鈴木財閥が持つ高級ホテルのオープニングセレモニーに招待されたコナンたち。パーティーで食事を楽しむコナンと灰原は、アルコールが多く入っていたケーキを口にしてしまい、それが作用し2人は元の姿に戻ってしまいます。そんな中、ピアノリサイタルが開始。しかしそこには、操り人形の様な姿で宙づりとなり、胸にナイフを突き刺した演奏者の姿が映し出されたのでした。

園子に誘われ山奥の村『十五夜村（じゅうごやむら）』に訪れた新一たち。十五夜村には"怪鳥伝説"と呼ばれる伝説があり、「巨大なモズが村人を襲いハヤニエにした」と言い伝えられています。そんな村に足を踏み入れた新一たちは、その怪鳥伝説とよく似た出来事に遭遇し、村の殺人事件へと巻き込まれていきます。

京都の撮影所で映画の撮影に参加することになった小五郎と平次。新一と蘭は飛行機でその現場へと向かいます。その機内で新一が初めて解決へと導いた飛行機で起こった事件のことを思い出した蘭。そして飛行機は無事京都に到着。しかし撮影所では不審な事故や殺人事件が待ち構えているのでした。

1996年に始まった名探偵コナンのアニメが人気の一方、コナンファンでも実写化している事を知らなかった人が多く見られます。実写ドラマは4本の短編と13話からなる連続ドラマが作成されているので、まだ見たことのないコナンファンの人は是非一度視聴してみてはいかがでしょうか？

人気俳優を多数起用している名探偵コナンの実写ドラマ。しかし、視聴者の間では「ひどかった」と酷評の声も多くあがっています。元々アニメで放映されている作品のため「声に違和感がある」といったものや、「アニメ実写化はどれもひどい」といった意見が度々見られています。

名探偵コナンの実写ドラマは2012年の4作目を最後に新しい作品は登場していませんが、その間に原作で新しく物語に加わった人気キャラクターたちも多くいます。そんな未登場キャラクター推しのコナンファンの間で、どの俳優がキャストされるか予想・考察がされ楽しまれています。

以上、名探偵コナン実写ドラマのキャスト・あらすじ紹介でした。視聴者の間では「ひどい」との評価もあがっていますが、キャストの俳優陣はいくつもの賞を受賞したり人気沸騰中の俳優が大勢起用されています。好きな俳優がキャストされていたり、ドラマ版のオリジナルシナリオが気になる人は是非一度鑑賞してみてはいかがでしょうか？