ハンターハンター ラストミッションのあらすじをネタバレ!見どころや感想は?

2013年に公開された映画『ハンターハンター ラストミッション』のあらすじをネタバレ!見どころや感想も紹介していきます!アニメ版第2期『ハンターハンター』の劇場版2作目である『ハンターハンター ラストミッション』ですが、原作にはないオリジナルストーリーとなっており、『ハンター協会』に隠された闇について知る事が出来る内容という事で、ファンにとっては見逃せない作品となっております。

ハンターハンター ラストミッションのあらすじをネタバレ!見どころや感想は?のイメージ

目次

  1. ハンターハンター ラストミッションとは?
  2. ハンターハンター ラストミッションのあらすじネタバレ
  3. ハンターハンター ラストミッションの見どころ
  4. ハンターハンター ラストミッションの不評な点
  5. ハンターハンター ラストミッションに関する感想や評価
  6. ハンターハンター ラストミッションのあらすじまとめ

ハンターハンター ラストミッションとは?

映画『ハンターハンター ラストミッション』のあらすじをネタバレしていく前に、ここでは映画の作品概要を紹介していきます!原作の人気キャラクターだけでなく、劇場版でしか見る事が出来ないかっこいいオリジナルキャラも登場するという事でファンの間で話題になった今作ですが、いったいどんな作品なのでしょうか?また、また、原作についての概要もまとめていきますので、是非チェックしてみて下さい!

ハンターハンターの作品情報

『ハンターハンター』とは、『幽遊白書』などで有名な漫画家・冨樫義博が1998年から『週刊少年ジャンプ』で連載を開始した漫画作品で、2020年6月現在も連載が続いています。ストーリーは、主人公の少年・ゴン=フリークスが父親に再会するためにハンターという職業につき、世界中を旅しながら強敵と戦っていくという冒険活劇です。収集癖のある原作者が、ハンターを題材にした物語を描きたいと思った事から構想が広がりました。

ハンターハンター ラストミッションの概要

劇場版『ハンターハンター ラストミッション』は、2013年に公開された映画作品で、『週刊少年ジャンプ』創刊45周年記念作品でもあります。キャッチコピーは『今、蘇る悪夢。それはハンター協会の闇の歴史』となっており、主人公であるゴンも所属しているハンター協会について、原作では語られていない深い部分について掘り下げた内容となっています。

時系列は、原作でいう『グリードアイランド編』が終わった直後という設定で、『キメラアント編』が始まる前に起こったとされています。第2期アニメ『ハンターハンター』の劇場版2作目であり、前作『ハンターハンター 緋色の幻影』と同じく、豪華なゲスト声優が出演している事も魅力です。今回は、黒幕であるジェド役として、俳優で歌舞伎役者の中村獅童が、女戦士の煉獄役として女優の山本美月が出演しています。

また、主題歌である『表裏一体』を歌っているのはデュオユニット『ゆず』で、疾走感のあるかっこいい曲となっています。そんな『ハンターハンター ラストミッション』ですが、今回は戦闘シーンも魅力の1つで、『ハンター協会』の会長であり、最強のハンターと言われているネテロの戦闘シーンを見る事が出来、念能力『百式観音』による迫力満点の戦いが繰り広げられます。

『劇場版 HUNTER×HUNTER―The LAST MISSION―』公式サイト

ハンターハンター ラストミッションのあらすじネタバレ

ここからは、劇場版『ハンターハンター』のあらすじを、ネタバレを含みながら紹介していきます!豪華なキャラと出演陣で彩られた映画作品である今作ですが、いったいどんな物語なのでしょうか?あらすじネタバレの前に、物語の舞台についても紹介しますので、あらすじネタバレがより一層分かりやすくなる内容となっております。多くのネタバレを含みますので、まだ映画を観ていないという方はご注意下さい!

ハンターハンター ラストミッションの物語の舞台

『ハンターハンター ラストミッション』の舞台は、原作の『天空競技場編』で登場した格闘施設『天空競技場』です。ゴンやキルアが初めて念の存在を知り、修業を始めた場所で、師匠であるウイングや、兄弟子であるズシも久々の登場となっています。天空競技場とは地上251階、高さ991メートルの闘技場で、一日で平均4000人の腕自慢が上の階を目指して、それぞれの階を支配しているフロアマスターを倒す為にやって来ています。

原作で、ゴンとキルアは200階まで到達しますが、この時にウイングによって念能力という概念の存在を知らされます。そして念の修業を受けますが、実は念能力の習得は、ハンター試験合格者に課せられた裏試験であり、ゴンとキルアは念の習得後に『裏ハンター試験合格おめでとう』という言葉を受けていました。

ハンターハンター ラストミッションのあらすじ

『ハンターハンター ラストミッション』の物語は、半世紀以上前の出来事にまでさかのぼり始まります。現在ハンター協会の会長となっているネテロは、ジェドというライバルと切磋琢磨し合いながら自分の実力を高めていました。ハンター協会の未来を担う事を期待されていた2人でしたが、ある日ジェドは、自分がハンター協会の闇を、ネテロが光の部分を担う事を提案します。

提案を飲んだネテロは、『清凜隊』という自身の部隊を率いてハンター協会の輝かしい表の活動をしながら、キャリアを積んでいきました。一方でジェドは『影』という部隊を率いて、暗殺や破壊工作の任務に就きます。しかし、時代は移り変わり、ハンター協会は手を汚し過ぎた影の存在が邪魔になってきました。そしてついに、ネテロに『ジェドの抹殺』の任務が下ります。ジェドは抵抗しますが、ネテロの前に敗れ去りました。

それから数十年後、影の生き残りである修羅、餓鬼、煉獄は、ハンター協会への復讐心を燃やしていました。その復讐心によってジェドも復活し、彼らはハンター協会への復讐を開始するのです。そして場面は移り変わり、ゴンとキルアとレオリオは、天空競技場で開催されるフロアマスター達による大会『バトルオリンピア』が開催される事を知り、天空競技場へと足を運んでいました。

腕自慢のハンターや、試合を観戦する多くの人々がいる中で、謎の武装集団が襲撃してきます。数十年前に闇に葬られたはずの影です。死んだはずのジェドが率いている影は、念とは異なる能力『怨』という強力な能力を使い、フロアマスター達を次々と倒していきました。ジェドは『全てのハンターに死を!』と、ハンター協会に宣戦布告するのでした。ハンター協会の闇を知ったゴンは、どのように影に立ち向かっていくのでしょうか。

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ハンターハンター ラストミッションの見どころ

劇場版『ハンターハンター ラストミッション』のあらすじをネタバレを含みながら紹介しましたが、ここからは細かい映画の見どころをまとめていきます。映画の見どころを盛りだくさんで分かりやすく説明しますので、『ハンターハンター ラストミッション』を観たという方も、まだ観ていないという方も、楽しめる内容となっております。どうやら意外な部分に注目すると、映画をより一層楽しめるようです。

見どころ①オールスターな登場人物

『ハンターハンター ラストミッション』の見どころ①は、オールスターな登場人物です。2020年現在連載中の『ハンターハンター』は『暗黒大陸編』となっており、ゴンの父であるジンが主役級の活躍をしているため、登場人物はハンター協会関係者が主になっています。そんな中、この映画では過去に登場したウイングやズシ、ビスケといった懐かしいキャラが多く登場しており、オールスターな魅力で溢れています。

『〇〇編』といったものが関係無く、様々な登場キャラが登場するため夢のコラボも実現しており、ゴンの師匠である2人であるウイングとビスケによる絡みも見る事が出来ます。ズシは読者から『可愛い!』という感想が多くあがっていた人気キャラなので、久しぶりに元気な姿を見れてとてもよかったという声がファンの間では多く見られました。

見どころ②映画(劇場版)と漫画の違い

『ハンターハンター ラストミッション』の見どころ②は、映画(劇場版)と漫画の違いです。現在進行形の漫画『ハンターハンター』では、ハンター協会の政治の話などが多くなってきているので、戦闘シーンが少なくなっています。念を使った派手なバトルが『ハンターハンター』の大きな魅力なので、ファンにとっては少し残念な展開となっていますが、『ハンターハンター ラストミッション』では戦闘シーンが盛り沢山です。

ネテロの念能力『百式観音』による、ジェドとのバトルシーンや、ゴンとキルアの念能力を駆使した影との戦いは目が離せません。ただし、劇場版『ハンターハンター』はオリジナルストーリー且つパラレルワールドと考えた方が良いので、原作での伏線とは関係ない物語であり、映画の物語単体として考えた方が楽しく見る事が出来ます。

見どころ③ネテロの百式観音

『ハンターハンター ラストミッション』の見どころ③は、ネテロの百式観音です。『ハンターハンター』ファンなら言わずとしてた、最強のハンターであるネテロの念能力ですが、巨大な黄金の観音を具現化して戦うという派手さ抜群の技となっています。原作や第2期アニメ版では、ネテロはメルエムとの一騎打ちでこの能力を披露しましたが、百式観音の目を引く技の助けもあり、作品の中でも名戦に数えられています。

『ハンターハンター ラストミッション』でも繰り出される百式観音は、原作では見られない戦いを披露している為、『ハンターハンター』ファン、ひいてはネテロファンにとっては震えるほどかっこいいシーンが盛り沢山となっています。

見どころ④クラピカの戦闘シーン

『ハンターハンター ラストミッション』の見どころ④は、クラピカの戦闘シーンです。クラピカは影で作られたコピーの存在と戦闘を繰り広げていましたが、緋色の目に変わり、『絶対時間(エンペラータイム)』の発動も見る事が出来ます。さらに、念能力を会得してからは具現化した鎖を武器としていたクラピカですが、今回はハンター試験以来の木刀を使った二刀流も披露するので、懐かしくて嬉しい展開となっています。

見どころ⑤ズシの再登場

『ハンターハンター ラストミッション』の見どころ⑤は、ズシの再登場です。『天空競技場編』で、ウイングの弟子として登場したズシですが、ゴンとキルアが天空競技場を去ってからはほとんど登場しなくなってしまいました。しかし、この映画は天空競技場が舞台となっているため、懐かしいズシも登場しています。ゴンとキルアには敵わないようでしたが、ウイングも目をかけるほどの才能を持っているズシの可愛い活躍は必見です。

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ハンターハンター ラストミッションの不評な点

不評な点①「怨」の設定がチープ?

今回の劇場版では、念に対する能力として『怨』が登場します。影のみが使用出来る能力で、念とは違ってどの系統の能力も100%引き出す事が出来ます。ただ、念能力にもある『制約と誓約』をとても厳しい条件で結ばなければならず、破ると使用者にはほぼ死が待っています。しかし、その分強力で、念では勝つ事の出来ないチートにも近い能力です。

しかしながら、実際には幻影旅団以外には力を存分に発揮できないクラピカにも負け、ジェドもゴンの一撃で負けてしまったため、修業不足だったという面が否めません。説明ではチートであるはずの怨でしたが、どうしても出オチのチープな能力であるという印象を受けてしまいます。

不評な点②ヒソカの役どころ

ヒソカは、主人公であるゴンの宿敵で、敵でありながらファンから絶大な人気を誇るキャラです。初登場時から絶対的な戦闘力を誇り、読者には『ヒソカには勝つ事が出来ないのでは?』とも思わせるほどですが、今回の劇場版ではヒソカは一切戦闘を行いません。どうやらヒソカは怨能力には興味をそそられなかったようで、戦う気が起きなかったという事です。しかし、ファンからするとヒソカの戦闘が見られずに残念だったという事です。

不評な点③ネテロの敵ではないジェド

ジェドは、今回の劇場版のラスボスの立ち位置にいるキャラで、数十年前はネテロのライバルとして共に切磋琢磨した仲です。しかし、今回のネテロとの戦闘では、ネテロに全くと言っていいほどダメージを与えられていませんでした。ネテロはジェドに、『気の済むまで打って来い』と言われていましたが、全ての攻撃を百式観音によって払い落とされていました。少し残念なラスボスであった印象を受けるジェドです。

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ハンターハンター ラストミッションに関する感想や評価

『ハンターハンター ラストミッション』を観て泣いてしまったという感想があります。オールスターな登場人物達がド派手なバトルを繰り広げる事も今作の魅力ですが、ラストでのネテロとジェドの絡みは、涙無しでは語れません。あらすじでネタバレしてきたように、因縁のあるネテロとジェドですが、感動のラストが待っています。すべて含めて、この方は『ハンターハンター最高だわ』と、いみじみと感想を述べています。

『ハンターハンター ラストミッション』は、芸能人の豪華声優陣が出演しているという事は先述しましたが、影の参謀である修羅の役には、お笑い芸人の天野ひろゆきが声を当てており、うますぎるという感想があります。天野は良い声の芸人ランキングなどにも毎回上位に選ばれるほどの甘い声の持ち主で、番組のナレーションなども多く担当しています。修羅はイケメンキャラなので、天野のイケボがベストマッチしています。

『ハンターハンター ラストミッション』では、ヒソカは登場はするものの活躍は皆無であったため、残念がるファンの感想があります。人気の高いヒソカなので、この感想は非常に多くなっています。しかし一方で、戦闘狂のヒソカが裏に回る事で、味が出ていてかっこいいという感想もありました。人気キャラならではの、コアなファンからの感想となっています。

ハンターハンター ラストミッションのあらすじまとめ

映画『ハンターハンター ラストミッション』のあらすじをネタバレを含みながらまとめ、視聴者による感想も紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?今回の映画のネタバレあらすじを読んだ後にもう1度、『ハンターハンター ラストミッション』を観ると、また違った視点から作品を楽しむ事が出来ます。

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