やがて君になるのアニメ2期制作の可能性は？原作と1期の内容から続編を予想考察

かつて百合作品は非常にコアなジャンルと言われていましたが、いつしか作品数も注目も高まりつつあるようです。そんな百合作品の中でも今最も注目されているのが『やがて君になる』です。『やがて君になる』とは一体どのような作品なのでしょうか？まずは、『やがて君になる』の作品情報やあらすじをチェックしてみましょう。

『やがて君になる』とは、『月刊コミック電撃大王』で2015年6月号から2019年11月号まで連載された漫画作品です。作者は仲谷鳰で、『やがて君になる』は仲谷鳰のデビュー作費として知られています。そんな『やがて君になる』はシリーズ累計発行部数は100万部を超えており、百合作品として評価が高い作品として現在注目されています。

誰かを特別に思う気持ちが理解できないという悩みを抱える小糸侑は、生徒会役員の七海燈子と知りあいました。そして燈子は何度告白されても誰にも心を動かされたことがない事を侑に話し、侑も燈子に自身の悩みを打ち明けるのですが、その直後に侑は燈子から突然告白され、「自分を好きにならないで欲しい」という条件で交際することとなりました。それぞれ悩みを抱える侑と燈子が迎える結末とは…？

百合作品として高い評価を受けている『やがて君になる』はアニメ1期の反響もまずまずだったようです。新規ファンも獲得し、益々勢いをつけた『やがて君になる』ですから、多くの視聴者や原作ファンはアニメ2期制作を望む声も少なくありません。

『やがて君になる』のアニメ2期制作の可能性はあるのでしょうか？また、2期制作がされるとなれば、いつ放送されるのでしょうか？お次は、『やがて君になる』のアニメ2期制作の可能性と、2期が放送されるとなればいつ放送となるのかを予想してみましょう！

『やがて君になる』のアニメ2期制作の可能性1つめは、『原作ストック』についてです。『やがて君になる』は月刊コミック電撃大王』で2015年6月号から2019年11月号まで連載され、現在は完結しています。単行本は全8巻となっています。2018年10月〜12月にかけて放送された第1期アニメ『やがて君になる』では単行本5巻の途中までを放送しています。

『やがて君になる』の全8巻という原作を考えると、原作のストックが微妙な量であることから2期アニメ制作の可能性は低いのかもしれないと言われているようです。とはいえ、百合漫画として非常に評価が高い作品と注目されている『やがて君になる』ですから、2期アニメを望む声は多いようです。

原作ストックが2期アニメ化で微妙とは言われていますが、もしも2期アニメとして『やがて君になる』を放送するのであれば、アニメ放送を10話程度に抑えるか、OVAもしくは映画化として制作する可能性が考えられます。評価が高い『やがて君になる』だからこそ、2期アニメやOVAも・映画化されると再び大注目されるのではないでしょうか。

『やがて君になる』のアニメ2期制作の可能性2つめは、『円盤売上』についてです。まず、『円盤』とは何なのかご説明させていただくと、『円盤』とはCD・DVD・Blu-rayなどの音楽・映像メディアを指すものです。つまり、円盤売上とは、CD・DVD・Blu-rayなどの音楽・映像メディアなどの売上を指すものです。アニメ2期、3期…と、続編が続く作品はこの円盤売上が非常に重要とされています。

アニメの続編制作を決める円盤売上の基準とされているのが、平均5000枚とされているそうです。5000枚の円盤売上を記録することができると、制作委員会が儲けるようになってくるため、現実的にもアニメ2期が制作される可能性がグッと高くなってきます。1万枚を超えると、続編制作の確率が一層高くなります。さて、『やがて君になる』1巻の円盤売上についてですが、3975枚だったようです。

続いて、2巻が3792枚、3巻が3849枚、4巻が3431枚となっており、平均売上は3761枚です。平均5000枚がアニメの続編制作を決める基準とされていることを考えると、評価が高い作品である『やがて君になる』ですが、円盤売上としては微妙なところとなっているようです。とはいえ、元々百合系アニメは万人ウケジャンルではなく、コアなファンが多い作品です。

そのため、3975枚という数字は円盤売上基準に達さなかったものの、プロデューサー自身が「過去10年で1番売れている」と発言したほどです。円盤売上の数だけを見るとアニメ2期制作の可能性は低そうですが、百合作品では過去異例の売上を記録したので、い2期アニメが制作される希望もしっかりあるはずです！

『やがて君になる』のアニメ2期制作の可能性3つめは、『原作売上』についてです。アニメ化することで原作の売上がアップすれば、宣伝効果としても期待できます。では、『やがて君になる』の原作売上はどれくらいなのかということですが、アニメ化が決定した段階での『やがて君になる』の原作累計発行部数は50万部でした。

そして、アニメが放送されてからは複数回に渡って全巻重版出来を達成し、最終巻となる第8巻の発売時には100万部を突破したそうです。原作が重版されて売上がグッとアップしていることを考えると、いつか『やがて君になる』のアニメ2期も期待できそうな気がしますが、難しいところがあるようです。

『やがて君になる』のアニメ2期制作の可能性14つめは、『アニメ制作会社の制作状況』についてです。『やがて君になる』のアニメ制作を手がけたのは、『TROYCA』という会社です。こちらのアニメ制作会社は、2013年5月に設立された比較的新しいアニメ制作会社です。

2014年7月〜9月にかけて第1期、2015年1月〜3月にかけて第2期アニメが放送された『アルドノア・ゼロ』や2015年10月〜12月にかけて放送されたアニメ『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』などを手がけていることで知られています。A-1 Picturesと共同制作した『アルドノア・ゼロ』は2015年に発表された『Newtype×マチ★アソビ アニメアワード2015』でメカデザイン賞・サウンド賞を受賞しています。

そんな『TROYCA』でアニメ1期が制作されたことで、もしも『やがて君になる』の2期アニメが制作されるのであれば『TROYCA』が制作する可能性が高いと考えられてます。円盤売上がアニメの続編制作を決める平均には届かなかったものの、『TROYCA』は比較的新しい会社で制作アニメとして発表された作品は2020年5月現在で7作となっています。

ここで考えられる『やがて君になる』の2期制作の可能性ですが、会社設立から10年経っていない若い会社である『TROYCA』ですから、単純に制作実績が少ないです。『やがて君になる』は百合作品としては異例の評価を受けている作品で2期続編を望む声が多く挙がっています。そのため、会社の制作実績を積むためにも評価がよかった『やがて君になる』の続編制作を受ける可能性が高いと考えられています。

また、2019年2月に行われた『やがて君になる』のトークイベント・『終着駅のその先へ』ではアニメスタッフたちの発言が続編制作を期待させる発言があったことも可能性として考えられています。まず、加藤誠監督は「アニメを完結したい気持ちです。」と気持ちを述べています。
 

プロデューサーは「百合作品としては『やがて君になる』より売れた作品は10年以上さかのぼらないと見つからない。まだどうなるかは分かりませんが、宜しくお願いします。」と述べており、『やがて君になる』のアニメ制作スタッフたちからは続編を制作したいという気持ちが伝わってきますので、いつか2期制作されるのも夢ではなさそうです。

『やがて君になる』のアニメ2期制作の可能性5つめは、『動画配信サービスでの配信状況』についてです。アニメ作品の知名度を高めるためにも、動画配信サービスでの配信は非常に重要です。作品の知名度が高まれば、2期の可能性もぐっと高まるはずです。では、『やがて君になる』の動画配信サービスでの配信状況は一体どうなってるのか、気になるものです。

『やがて君になる』の動画配信サービスでの配信状況ですが、現在では『dアニメストア』・『U-NEXT』・『prima video』・『FOD』・『netflix』などが挙げられます。特に『netflix』のグローバルの契約者数は1億5100万契約と言われており、日本の人口を上回る契約者が存在します。

これほど大手の動画配信サービスで、アニメ作品を配信するとなれば、日本国内の視聴者はもちろんのこと、海外の視聴者もガッツリとつかめる筈です。日本の漫画やアニメは世界的に見ても素晴らしいクオリティと言われていることもあり、海外からも注目されています。

これらの背景を考えると、『やがて君になる』の動画配信サービスによってアニメ2期制作の可能性も高まってきます。動画配信サービスでは多くの動画が配信されているため、急激に加速するというよりはじわじわと人気を高めていくでしょうから、『やがて君になる』の良さがいつしか世界中に広まる可能性も大いに考えられます。

『やがて君になる』のアニメ2期制作の可能性6つめは、『メディア展開』についてです。多くの作品はよっぽどの反響を得ていないと、完結後にメディア展開が複数されていくことは難しいものです。しかし、『やがて君になる』は、完結後も複数のメディア展開がされており、世間からの注目度が一目でわかるものです。

では、『やがて君になる』では一体どのようなメディア展開が完結後にもされているのかと言いますと、まずは『カーテンコールプロジェクト』についてです。『やがて君になる』は全8巻で完結していますが、その後、ライトノベル作家である入間人間が手がけるスピンオフ小説・『やがて君になる 佐伯沙弥香について』の第3巻、作者である仲谷鳰も参加予定となっている公式コミックアンソロジー第2巻が発売予定です。

さらに、仲谷鳰の画集＆短編集の発売も予定されており、完結後もその勢いはとどまることを知りません。これだけではありません。実は、『やがて君になる』は2020年10月〜11月に舞台「『やがて君になる』encore」の上映も決定しています。舞台では小糸侑役を河内美里が、七海燈子役を小泉萌香が務めることになっています。

『やがて君になる』の舞台は2019年5月にも行われており、『やがて君になる』encoreは第二作目となっています。1作目の舞台が非常に好評でグッズも連日完売という盛り上がりを見せたことから、アンコール上映が決まったようです。このように、完結後も勢いがとどまることを知らず、メディア展開されていることを考えると『やがて君になる』の2期制作にも期待ができそうです。

『やがて君になる』のアニメ2期放送の可能性はいつになるのか、多くのファンたちが今か今かと待ち望んでいます。そこで『やがて君になる』のアニメ2期はいつ放送されるのか予想して見たところ、アニメ1期が2018年に放送されたこと、2019年9月に原作が完結していることを踏まえると、2020年に放送発表がされるのではないかと予想されており、2020年秋あたりではないかと言われているようです。

もしも2020年にアニメ2期の発表がない場合は、今後のアニメ2期放送の可能性がガクッと下がってしまうようです。また、『やがて君になる』の2期アニメでは原作ストックが3,5巻分となることから、1クール分は足りないのではないかと言われています。そのため、アニメではなく劇場版としてもしくはOVAとして続編が制作される可能性もささやかれているようです。

『やがて君になる』の原作は完結し、アニメ1期はすでに放送終了しています。このことから、もしも『やがて君になる』の続編が制作されるとなれば、一体どのような内容となるのか注目されています。お次は、『やがて君になる』の原作と1期の内容から続編内容を予想考察してみましょう！

『やがて君になる』の原作と1期の内容から続編内容考察1つめは、『アニメ1期の終わり方』です。『やがて君になる』のアニメ1期は途中で終わってしまったため、アニメ化で『やがて君になる』を知った方にとっては続編が非常に気になっているようです。『やがて君になる』のアニメ1期は、原作5巻の前半で終わってしまいました。

そして『やがて君になる』のアニメ1期の終わり方は、水族館デートのシーンで最終回を迎えました。原作ファンからすると、「ここで終わるなんて！」という声もあったようですが、監督や脚本担当の花田十輝達をはじめとするスタッフ達の意見は水族館デートで最終回を迎えることで一致していたようです。

『やがて君になる』の原作と1期の内容から続編内容考察2つめは、『2期は原作何巻から？』です。アニメ1期は原作5巻の水族館デートのシーンで最終回となってしまったので、『やがて君になる』ファンからはアニメ2期の続編では一体どのような内容になるのかネット上でも討論されているようです。

そこでファン達が予想しているアニメ2期の内容についてですが、仮に2期アニメが放送されるとなれば1期アニメで終了となった原作の5巻から完結となった原作の8巻までが映像化されるのではないかと言われています。

前述したように、アニメ1期のラストから考えると原作ストックは3,5巻となっている為、1クール分持たない可能性が高いと言われています。その為、2期は原作にアレンジを加えて少しストーリーを伸ばすか、劇場版などでアニメ1期の続編として映像化されるのではないかと言われています。

アニメ・『やがて君になる』では内容はもちろんのこと、アニメOPとED主題歌も素晴らしいと高評価となっていました。『やがて君になる』のアニメOPとED主題歌とは一体どのような曲だったのでしょう？お次は、『やがて君になる』のアニメOPとED主題歌をチェックしてみましょう。

『やがて君になる』のOP主題歌は『君にふれて』です。こちらの主題歌は、安月名莉子のメジャーデビューソングともなったものです。そんな『君にふれて』は、作詞・作曲をボンジュール鈴木、編曲は鈴木Daichi秀行が担当しました。

『やがて君になる』のED主題歌は『hectopascal』です。こちらの主題歌は、小糸侑の声優を務めた高田憂希と七海燈子の声優を務めた寿美菜子が歌う曲です。そんな『hectopascal』は、作詞を中村彼方、作曲は本多友紀、編曲は脇眞富が担当しました。

『やがて君になる』のファンであれば、原作に登場した聖地巡礼をしてみたいという方も多いでしょう。では、『やがて君になる』の聖地として知られるスポットは一体どこがあるのでしょうか？お次は、『やがて君になる』の聖地巡礼スポットをご紹介します！

『やがて君になる』の聖地1つめは、『彦根駅』です。彦根駅は『やがて君になる』のNR遠見駅のモデルとなっている駅とされています。そんな彦根駅は『やがて君になる』の名シーンと言われている「先輩のばーか」が描かれたシーンなのでファンはぜひ一度足を運んでおきたいスポットです。

『やがて君になる』の聖地2つめは、『芹川けやき道』です。芹川けやき道とは、『やがて君になる』の単行本2巻表紙や10話などで歩いている川沿いの道です。こちらは「完全一致している！」というようなスポットはなかなかないようで、雰囲気的に感じ取るようです。また、単行本6巻に収録されている34話・『零れる』にて描かれた河原の飛び石は、現地には存在しないようです。

アニメ・原作コミック・舞台と、多方面から大きな反響を読んでいる『やがて君になる』。そんな『やがて君になる』に対して世間の人々は一体どのような感想や評価を抱いているのでしょうか？最後に、『やがて君になる』に対する世間の人々の感想や評価をチェックしてみましょう。

こちらの方は『やがて君になる』に対して、「やっぱやがて君になる6巻は、いつ読んでもいいわぁ。心えぐられるし、泣ける。その後7巻、8巻を読んでニヤニヤ。最高です仲谷先生。」とツイートしています。単行本6巻は読者の間でも反響を読んだ巻ですが、最終回に近づくにつれて一層盛り上がりを見せているようです。

こちらの方は『やがて君になる』に対して、「dアニメで全13話視聴して、ヤバイくらいにハマった。続きが気になり、全巻大人買い。ちょ！２期いつなの？！１期は本当に素晴らしかったけど、ココからじゃん！！って悶てる。２期やって下さい。頼むから」とツイートしています。いつでも良いので2期放送をしてほしいと望むファンは非常に多いようです。

こちらの方は『やがて君になる』に対して、「正直、私はもういつ死んでも構わないと思っていたんだけど、これが最近、「とりあえず『やがて君になる』の終わりを見届けるまでは死なない」に変わった」とツイートしています。いつ死んでも構わないと思っていた方の気持ちをこんなに前向きにさせることができるなんて、『やがて君になる』の良作さが伺えます。

『やがて君になる』のアニメ2期制作の可能性まとめはどうでしたか？『やがて君になる』のアニメ2期制作の可能性は半数よりやや高いくらいとなっているようです。そんな『やがて君になる』の2期放送はいつか予想すると、2020年に放送発表がされるのではないかと言われているようです。大きな反響を呼んだ『やがて君になる』ですから、ぜひ2期制作発表があるといいですね！今後の発表に引き続き注目して行きましょう。