るろうに剣心の作者・和月伸宏の顔画像や嫁は？書類送検されたのはなぜ？

2017年11月21日、るろうに剣心の作者・和月伸宏(本名・西脇伸宏)が児童買春・児童ポルノ禁止法違反(単純所持)容疑で書類送検されました。今回はその詳しい経緯を含めて何故、書類送検まで至ったのかを調査していきます。供述によると「小学校高学年から中学2年生くらいまでの女の子が好きだった」と話しているそうです。

さらに別の児童ポルノの捜査によって西脇伸宏(和月伸宏さんの本名です)容疑者は10歳代前半の女児のDVDを購入していた疑いが浮上したそうです。同庁少年育成課が自宅を捜索した結果、複数のDVDを発見したそうです。

そこで今回は、るろうに剣心の作者・和月伸宏について詳しく調べてみました。和月伸宏がどのような人間かカウンセリングを行うことで、何故彼が児童買春・児童ポルノ法違反(単純所持)によって書類送検されるまでに至った経緯が見えてくるからです。詳しく紹介していきます。

和月伸宏さんは1970年5月26日に生まれました。出生地は新潟県長岡市になります。現在の配偶者は黒碕薫。代表作に「るろうに剣心」「GUN BLAZE WEST」「武装錬金」「エンバーミング-THE ANOTHER TALE OF FRANKENSTEIN-」等です。現在は「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-」をジャンプスクエアに連載中です。

るろうに剣心の作者・和月伸宏の顔画像です。眼鏡を掛けています。さらに太目な感じです。彼が児童買春・児童ポルノ法違反(単純所持)をしているとは誰が想像したでしょうか？ですが、ネットでは和月伸宏の描く女性には胸が小さくて色気が無いキャラが多かったため、本人の好みを反映した絵柄だったのか、という推測が走りました。

るろうに剣心の作者・和月伸宏と言えば当然「るろうに剣心」ですが、和月伸宏にはそれ以外にも多くのヒット作品があります。また物語を換骨奪胎させながらも新たな物語を作り出す才能を持った作家でもあります。アメコミの影響をいち早く作品に反映させ、アメコミと日本漫画を繋げる役割を担った立役者でもあります。

るろうに剣心の作者・和月伸宏の代表作と言えば、「るろうに剣心」です。この作品は幕末時代に「人斬り抜刀斎」として活躍していた伝説の剣客、緋村剣心が明治維新後「不殺」の誓いを立てて流浪人として旅をした後、神谷薫と出会うところから物語が始まります。同時代を生きたかつての戦友達と新たな戦いを繰り返すことで、自らの贖罪の意味と答え、さらに新時代をどのように生きているかを模索する姿が活写されています。

アメリカ西部開拓時代を舞台にして、サイボーグやらサイエンスフィクションの要素を駆使したサイバーパンク西部劇を描いています。同時期に製作された映画「ワイルド・ワイルド・ウェスト」との類似が指摘されています。和月伸宏が持つアメコミ趣味が十全に発揮された作品です。事情により連載は早期打ち切りになってしまっています。

武装錬金は現代に錬金術を取り入れたバトル漫画です。主人公はホムンクルスに襲われ絶命した後、錬金術の力で蘇り戦士になって戦う姿が描かれています。SF作品に与えられる星雲賞コミック部門に推薦されたり、アニメ・ゲーム化、海外でも発行されるなど、幅広い層を魅了した作品です。少年漫画らしい設定を盛り込んでいるため、和月伸宏の持つ和洋折衷の才能が発揮されています。

19世紀の欧州で家族を人造人間に殺されたヒューリーたちの復讐の物語です。ただヒューリーや他の仲間も殆どが人造人間になってしまっているため、ただ憎しみが登場人物たちの唯一の繋がりのように読める怪奇漫画でもあります。また同時期に活躍した架空の名探偵の兄マイクロフト・ホームズのもじり、マイク＝ロフトや切り裂きジャックなども登場させるなどサービス精神にあふれた内容にもなっています。

言わずと知れた和月伸宏の代表作の続編です。この漫画をジャンプスクエアに連載している時に児童買春・児童ポルノ法違反(単純所持)で書類送検されて、連載休止の憂き目に遭ってしまったのです。読者は「るろ剣新章どうなるの？」や「女キャラに色気ないなぁと思ってたけど、真の性癖を抑えた結果だったのかもしれん」という声も聞こえています。

るろうに剣心の作者・和月伸宏のアシスタントたちは「和月組」と呼ばれるなど結束力の高さを誇っています。その中には「ワンピース」の作者、尾田栄一郎、「シャーマンキング」の作者、武井宏之。「ミスター・フルスイング」の作者、鈴木信也、「おにが来りて」の作者、しんがぎん。「ノルマンディー秘密倶楽部」のいとうみきお等、現在も活躍している漫画家たちもいます。

ここで本当に実害があったるろうに剣心の作者・和月伸宏の嫁はどのような人か見ていきます。自分の旦那が児童買春・児童ポルノ法違反(単純所持)をしていたと世間に周知の事実だと知られたら、単なる推測ですが、一時期でも生きていくのが嫌な気持ちが湧くのではないか、とも言われています。でもそこは漫画家の嫁ということで割り切っているのかも知れません。

るろうに剣心の作者・和月伸宏の嫁は黒碕薫といいます。生年月日は1969年1月26日。出身は神奈川県横浜市になります。小学生の数年間をブラジルで過ごした帰国子女でもあり、最終学歴は横浜市立桜丘高等学校になります。1990年代はボーイズラブ小説を執筆していましたが、2000年代以降はアニメやテレビゲームの脚本を手掛けていたそうです。

るろうに剣心の作者・和月伸宏の嫁・黒碕薫の馴れ初めは、武装錬金のストーリー原案を担当したことがきっかけで交際に発展して結婚したようです。結婚した時期までは公表されていませんが、武装錬金の連載が2003年頃なので2003年から2005年位にご結婚をしたの推測できます。また子供の有無は公表されていません。ネット上には子供はいるという書き込みはありましたが、実際のソース自体が存在していません。

るろうに剣心の作者・和月伸宏の嫁・黒碕薫の仕事は小説家と脚本家をしています。デビュー作は「天使たちの惑星」です。和月伸宏の漫画作品では「武装錬金」と「エンバーミング-THE ANOTHER TALE OF FRANKENSTEIN-」でストーリー協力を行っています。また映画「るろうに剣心」にも脚本協力を行っています。ゲーム脚本では「武装錬金 ようこそパピヨンパークへ」も手掛けています。

そもそもるろうに剣心の作者・和月伸宏は何故書類送検されたのでしょうか。逮捕ではない理由は何故でしょうか。児童ポルノ法違反とはそもそもいったいどのような犯罪なのか。詳しく調べてみました。

今回、るろうに剣心の作者・和月伸宏は児童ポルノ所持で書類送検されましたが、都内の事務所に10歳代前半の女児が映った動画を収録した複数のDVDを所持した疑いがありました。そうして本人も容疑を認めています。さらに自宅にも10歳代前半の女児の映った動画が複数のDVDが発見されました。

逮捕は、通常逮捕・現行犯逮捕・緊急逮捕の３種類があります。通常逮捕は令嬢が無ければできません。現行犯逮捕は逮捕令状なしに逮捕することを指します。緊急逮捕は重罪を犯したものに逮捕令状無しに逮捕することをを言います。これに対して書類送検は、逮捕をしないで、検事に書類を送致して検事が起訴するかどうか判断を仰ぐことを指します。

児童ポルノ法は2014年7月15日に施行されて2015年7月15日適用になりました。単純所持がバレるには家族は友人に通報されるケースです。次にサイト管理者や不法な店が捕まった場合もリストから足がつきます。共有ソフトに罠を仕掛けることも出来ます。職務質問でも捕まることがあるそうです。

今回はサイト管理者と不法な店のリストからの可能性が高そうです。良くある芋づる式といったことです。そこで有名漫画家だった和月伸宏の名前だけを大っぴらにメディアに露出させたのかもしれません。何故なら同時期に多くの各界の著名人が摘発されていたからです。

書類送検は逮捕をするほどの重罪ではないので、検事に書類を送るだけになったようです。ちなみに書類送検では前科はつかないようです。そこで和月伸宏の書類送検後について調べてみました。

現在、「るろうに剣心－明治剣客浪漫譚・北海道編ー」は12月4日発売号より休載になりました。当然打ち切りの可能性も出てきています。さらに佐藤健主演によって実写映画化され大ヒットした「るろうに剣心」も映画続編は実現困難な状況になってしまい、お蔵入りになる可能性もありそうです。

しかしそんな中、「るろうに剣心－明治剣客浪漫譚・北海道編ー」の連載再開が6月4日のジャンプスクエア7月号から再開することが集英社の公式サイトで発表されました。もともと18年ぶりの続編だったのが、さらに休載して7ヶ月ぶりの再開となりました。再開したのはまだ第4話めになり、剣心たちが北海道に降り立ったエピソードが展開されています。

集英社は1月号(12月4日発売)から休載するとともに、非常に重く受け止めていることを表明して、作家(和月伸宏を指す)も深く反省していることを公表しました。単純所持の法定刑は1年以下の懲役または100万円以下の罰金です。2015年7月から、他人への提供目的でなくても処罰の対象になっているそうです。

周囲の意見は、普通に児童ポルノで捕まることは恥ずかしい、と言った倫理的にな意見や、るろうに剣心を読んでいたら作者ならありえることで普通に持っていそうとすら思ったという客観的な意見や、普通にるろうに剣心が好きだが、悪いことをすれば連載休止や書類送検ぐらいはなる、日馬富士とは違う、と同時期に暴力事件で問題になっていた相撲を取り入れた意見もありました。

中には、児童ポルノ法は作る人間が悪いという本質的な指摘をしつつも、児童ポルノ自体に需要があり、購入する人がいることも問題であるとを指摘しています。撮らせる方、つまり児童側にも問題があると穿った見方をしている意見もあります。児童ポルノ法は基本的に児童側には一切責任の無い法律です。倫理的に児童に即物的に金銭を得ようとすることをしないように注意することは出来ますが、行動を止めることは出来ません。

児童ポルノなども漫画家である和月伸宏の要素の一つになっているわけで、そこが無ければ「るろうに剣心」も生み出さなかったかもしれない、と歴史的観点から指摘する人もいます。しかしこの意見も擁護にまではならずに、ただ驚くことでもないという意見のようです。フェティシズムが作家を形成するのに重要な部分であるのはバタイユのエロス論からも言えます。しかし作品は良いが、法的に不味い、という意見が大半のようです。

ジャンプ出身の漫画家には過去に不祥事を犯した漫画家がいます。一人は「デスノート」や「ヒカルの碁」の作画を担当した小畑健。もう一人は「世紀末リーダー伝たけし！」や「トリコ」の作者である島袋光年。今回は二人の行状についても調査をいたしました。

小畑健は2006年に銃刀法違反(所持)の疑いで警視庁に逮捕されています。正当な理由が無いのに車の中にアーミーナイフ(刃渡り8.6センチ)を所持していた疑いがありました。警察官が職務質問をすると車内の引き出しから見つかり現行犯逮捕されたそうです。ただ偶然持っていただけらしく、裁判には至っておらず不起訴になったそうです。

2002年に出会い系サイトで知り合った16歳の女子学生に8万円を渡して、援助共済(買春行為)を行い、児童買春禁止法違反で逮捕されています。その結果「世紀末リーダー伝たけし！」の連載は未完のまま、打ち切られてしまい、既刊も全て絶版になってしまいました。さらに懲役２年・執行猶予4年の判決を受けました。どちらかというと今回の事件に近い内容ですが、さらに即物的なので、たちが悪い犯罪とも言えます。

結局7ヶ月間の謹慎によって、「るろうに剣心ー明治剣客浪漫譚・北海道編ー」は連載が再開されました。社会的制裁は既に受けているので、今後の活躍に期待したいファンも多いです。出来れば今後は児童ポルノ法だけにとどまらずに法律を犯すようなことなく、作品つくりに集中してほしいと読者は考えていることでしょう。ファンの期待に応えるためにも精進を怠らず頑張ってくれることを、期待しましょう。