【アイカツ！】花園きららの魅力を紹介！かわいいセリフやソロ曲・声優情報も

花園きららは、『アイカツ！』シリーズの『アイカツスターズ！』に登場するキャラクターです。『アイカツ！』シリーズは様々なコンテンツで展開されている作品ですが、原作はバンダイから発売されている小学生女児向けのトレーディングカードアートゲームです。『アイカツ！』は人気が高く、子供だけでなく大人の男性まで性別に限らず幅広い年代に人気があります。

また、『アイカツ！』は母子で楽しんでいるというケースもあり、子供に付き添う親世代にも人気です。『アイカツ！』シリーズは2012年に初めてアニメ化され、2016年までに全178話が放送されました。そして『アイカツ！』の後継シリーズとして放送されたのが花園きららが登場する『アイカツスターズ！』です。

『アイカツスターズ！』は2016年から2018年まで全100話が放送されました。その後声優も歌唱を担当した『アイカツフレンズ！』が2018年から2019年まで全76話が放送され、2019年10月からはこれまでの歴代キャラクターが登場する『アイカツオンパレード！』が放送されています。

花園きららは『アイカツスターズ！』の第2シリーズ「星のツバサ編」で登場したキャラクターです。両親は日本人ですが、ニュージーランドで生まれ育ちました。キャロラインというピンクの毛の羊を飼っています。忠告する時や否定的なことを言う時は「メ～～ッ！」と言って、羊のような変顔をすることもあります。ヴィーナスアークにはエルザフォルテに憧れて入学しました。

自分の意思でアイカツをしているというわけではなく、あくまでエルザフォルテに喜んでもらいたいがためにアイカツをしています。ただ、エルザフォルテに依存しすぎたために泣いてしまうこともありました。また、『アイカツスターズ！』第2シリーズが始まってすぐに「FuwaFuwaDream」というドレスのミューズになることが決定しました。

しかし、「FuwaFuwaDream」は元々早乙女あこに話が来ていたブランドだったので、早乙女あこからはブランドを横取りされたと思われており、ライバル心を持たれています。アイドルとしての実力だけでなく、ドレスのデザイン力や画力が高く見た人が魅了されるようなデザインをします。また例えライバル同士でも、どんな意見でも素直に受け入れるというアイドルとしてのプロ意識を持っています。

ただ、デザイン会議をしている時は早乙女あこの意見とは真反対のことばかり提案するので、虹野ゆめからは「ハラハラする子」と言われていました。「FuwaFuwaDream」でのスイートドリームコーデを披露したステージでは、水星の星のツバサを手にしたパーフェクトアイドルでもあります。スイートドリームコーデで「おやすみメリー」をソロで歌ったシーンはファンの間でもかわいいと人気です。

花園きららの魅力は、なんといってもそのかわいい容姿です。パステルカラーの水色とピンクの髪色で、お団子ツインの髪型をしています。この髪型や雰囲気、また「FuwaFuwaDream」のデザインなどゆめかわいい系の雰囲気のものが多いのも特徴的です。ドレスは髪色に合わせたピンク、水色、パープル系の配色が多く使われています。

花園きららは『アイカツスターズ！』第2シリーズの初登場時には「FuwaFuwaDream」のミューズになることが決まっていました。元々そのブランドとの契約の話が来ていた早乙女あこは激怒します。早乙女あこはなんとかブランドを取り返すために「FuwaFuwaDream」のブランドデザインの会議で、デザイナー達にプレゼンしたいと申し出ました。

花園きららはその申し出を断るどころか、快く受け入れます。ただ、花園きららは早乙女あこの提案を上回る夢の詰まったドレスのデザインを提案しました。早乙女あこはそれまでライバル心をむき出しにしていましたが、そのデザイン画を見た瞬間実力の差を感じてしまいました。数日後、花園きららはその時にデザインした衣装を元に「FuwaFuwaDream」のスイートドリームコーデを完成させます。

コーデを披露するステージには早乙女あこも招待しました。完成したドレスコーデは早乙女あこが提案したデザインも取り入れられていました。例えライバルでも柔軟に意見を取り入れる姿を見た早乙女あこは、自分のこれまでの行動を反省します。花園きららはデザインの会議で一緒に意見を出し合ったことで早乙女あこのことを気に入り、共同で「FuwaFuwaDream」のミューズにならないかと提案します。

しかし、早乙女あこはプライドからその提案を断ります。その後アニメ『アイカツスターズ！』の74話では、久々に花園きららが登場します。早乙女あこが持っている子供番組に、花園きららが飼っているピンクの羊のキャロラインがゲストで呼ばれたからです。その時に、キャロラインと一人の男の子が行方不明になってしまいます。なんとか番組を続けるために、早乙女あこと花園きららが2人でステージに出ることになりました。

ステージに出る前に、花園きららは再び早乙女あこと一緒にミューズをしたいという想いを伝えます。そして、早乙女あこ用に用意した「FuwaFuwaDream」のコーデを渡しました。それは最初のデザイン会議で早乙女あこが提案したカラーが元となったコーデでした。2人はステージを乗り越え、ダブルミューズを実現させました。

『アイカツスターズ！』84話では、ダブルミューズの番組が順調になってきたある日、花園きららは早乙女あこに一緒にユニットを組んでユニットカップに出て欲しいとお願いしました。そのユニットカップはアイカツポイントが高いので、絶対にユニットカップの決勝トーナメントまでは進出したいと思っていました。しかし、早乙女あこは女優業に専念しており、ランキングには参加していませんでした。

そのため、ユニットカップへの出場は断られてしまいます。しかし虹野ゆめの説得もあり、2人でユニットカップに出場することになりました。ユニットカップは、ユニットの絆が試されるものばかりでした。完璧にはできませんでしたが、2人は投票1位で予選を突破しました。その夜、エルザフォルテにそのことを報告すると、花園きららは自立するように言われてしまいます。

花園きららはエルザフォルテに依存していたので、それ以降調子を乱してしまいました。そんな花園きららの様子を見かねた早乙女あこは、振り向いて欲しいなら一生懸命がんばりなさいと叱咤します。これにより花園きららは調子を戻します。こうしてレッスンをしていく内に、2人は絆を深めていきます。

しかし、一番見て欲しいエルザフォルテはユニットカップに現れず、花園きららは泣いてユニットカップを放棄しようとしてしまいます。しかし早乙女あこの説得により、花園きららには大好きでいてくれるファンの皆がいることに気づきます。そして2人はユニットカップでのステージをやり遂げ、見事優勝することができました。そして、今後はエルザフォルテのためではなくファンのために歌う決意を表しました。

花園きららの特徴は、否定的な意見を言う時に羊の目のようになり、「メ～～ッ！」というのが特徴的です。ちなみに花園きららのファンの間では「メ～～ッ！」と言われると「メ～～ッ！」と返すのがお決まりになっています。

花園きららのソロ曲は「おねがいメリー」です。ソロ曲の「おねがいメリー」は、『アイカツスターズ！』54話で初めて歌われました。これはまだソロで「FuwaFuwaDream」のミューズをしていた時に歌われたもので、その時のドレスはスイートドリームコーデでした。

その後、早乙女あことダブルミューズになってからはソロで歌うことはなくなりました。その他の曲でソロで歌っているものはありません。音楽配信サービスでは、花園きららのソロの「おねがいメリー」が配信されています。

アニメ『アイカツスターズ！』で、花園きららの声優を担当しているのは江口菜子です。江口菜子とは、1993年5月18日生まれの女性声優です。81プロデュースという声優プロモーションに所属しています。高校生の時にはひななたという名前で音楽活動もしていました。

2016年から声優として活動しています。また、声優のバスケットボールリーグの「PuaPureParty！」に所属しているバスケットボール選手でもあります。声優の江口菜子の出演作品には、『音楽少女』の諸岡ろろ役、『おやすみラピス』の蒼姫ラピス役、『リトルウィッチアカデミア 時と魔法と七不思議』のソラ役などがあります。

『アイカツ！』シリーズでは、『アイカツスターズ！』までは声優と歌手が別々にキャスティングされていました。花園きららの歌唱を担当したのは天音みほです。8月22日生まれのアイドルで、これまでに紅林珠璃・香澄夜空・大地ののの歌唱も担当しています。ソロ曲の「おねがいメリー」を歌っているのも天音みほです。

ソロで歌っている「おねがいメリー」はとても人気です。『アイカツ！』シリーズのファンの方の中には、ソロ曲だけ欲しいという方もいました。ちなみに花園きららのソロ曲は「TVアニメ/データカードダス『アイカツスターズ！』主題歌/挿入歌 2年目」というアルバムに収録されています。

こちらの方は、『アイカツ！』シリーズにハマったきっかけが花園きららへの一目惚れだったそうです。ゆめかわいいパステルカラーで統一されたドレスなども人気です。それでいてプロ意識が高く芯がしっかりとした性格をしているので、『アイカツスターズ！』で本格的に花園きららを知ってからさらに好きになったという方もいました。

ファンの中には、花園きららを布教している方もいました。かわいいだけでなくアイドルとして天才肌なところも評価されています。登場して間もない頃は、エルザフォルテに気に入られたいがためにアイドルをしていたのですが、それでも絶大な人気を誇っていました。

元々人から愛されるようなアイドル向きの性格をしているのですが、それだけで人気が出るほどアイドル業界は甘くありません。それでも人気があるのは、それだけの才能が高かったからです。エルザフォルテに依存しなくなってからはアイドルとしての成長を見せ、さらに人気を高めました。

『アイカツスターズ！』では、花園きららが早乙女あこが持つはずだったミューズを横取りしたような描写になっていました。そのため、視聴者の方の中には嫌味なキャラクターだと思った方も多いようです。しかし実際は悪気なくやっていることや、それだけの実力を持っていることが後のストーリーで分かります。

そのため、ストーリーを追うごとに花園きららが好きになったという方もいました。また、「FuwaFuwaDream」の乗っ取りを企む早乙女あこに対しても、寛容な態度を取るだけでなく2人でミューズをしようと持ちかけるなど、意外と大人の対応ができるところも高評価に繋がっているようです。

花園きららはポップでゆめかわいいアイドルです。早乙女あこと2人でミューズをしています。アイドルとしてのプロ意識や実力は持っているものの、最初はエルザフォルテに喜んでもらうためのアイカツをしていました。しかしエルザフォルテからは自立するようにいわれてしまい、ショックを受けます。その後一緒にミューズをしていた早乙女あこの励ましによって、ファンのためのアイカツをするようになりました。

『アイカツスターズ！』では、そんな花園きららの成長が描かれました。花園きららのソロ曲は「おねがいメリー」のみですが声も曲もかわいいと人気です。アニメの作中でも何度も流れている曲なので、花園きららが登場する『アイカツスターズ！』をぜひ観てみてください。