アホガールの最終回をネタバレ！アニメと漫画の結末の違いを比較紹介

本記事で最終回の結末ネタバレや感想などをご紹介するアホガールとは2012年から2015年まで「週刊少年マガジン」で連載され、2015年から2018年まで「別冊少年マガジン」で連載されていたヒロユキが手掛ける日本の漫画作品です。漫画アホガールはそのタイトルの通り、アホな女子校生の花畑よしことその幼馴染の阿久津明のハチャメチャな生活を描いたギャグ作品であり、合計12巻の単行本で最終回を迎えています。

元々ギャグ漫画アホガールは四コマ漫画作品として「週刊少年マガジン」で連載されていました。しかし「週刊少年マガジン」の2015年12月号で作者のヒロユキが体調不良を起こしたことで連載がストップし、2015年に「別冊少年マガジン」に移籍して連載が開始されました。その時漫画アホガールは四コマ漫画から1話完結のストーリーに変更されることになり、最終回となる結末までストーリー形式で物語が描かれることになりました。

2012年から2018年までマガジン系列の漫画雑誌で連載されていた漫画アホガール。漫画アホガールはそのハチャメチで非常に面白いギャグ作品であることから高い人気を博すことになり、2017年の7月から9月までアニメ化されることになりました。アニメ化されたアホガールは最終回まで合計12話構成で制作されることになり、「あひるの空」や「風夏」などの人気アニメの監督をしている草川啓造が総監督を担当しました。

そんなアニメ化されたアホガールは原作漫画が大ヒットを記録していることから非常に高い人気を博し、2017年に放送されたアニメ作品の中でも特に多くの視聴者から最終回まで好評な感想を多数集めました。好評な感想を多く集めたことからアニメアホガールは近年でも珍しく、円盤の売上が非常に好調な成績を残すことになりました。ちなみに漫画アホガールの10から12巻の特装版にも4話ずつおまけとしてアニメが付属しています。

アニメ化された漫画アホガールの主人公である花畑よしこは茶髪のツインテールが特徴のかわいい女子高生なのですが、その知能や仕草は他に多々あるギャグ漫画作品に無いほどのアホとなっています。花畑よしこは自分の花畑という苗字すら忘れるほどのアホであり、普通の人では何をしたいのか理解することが出来ません。史上まれにみるアホの花畑よしこは周囲の人間のことを全く考えず様々なトラブルを起こしてしまいます。

そのため花畑よしこは学校のクラスメイトから厄介者扱いされており、非常に浮いた存在となっています。そんな中、アホガールの主人公である阿久津明だけは幼馴染という理由でトラブルを起こす花畑よしこの面倒を見ます。しかし阿久津明も花畑よしこの行動を理解することが出来ず、問題を起こすたびに阿久津明は花畑よしこに殴りながらツッコミを入れてトラブルが広がることを阻止しようとします。

上述でご紹介した通り、アホガールに登場するヒロインの花畑よしこは想像できないほどのアホです。例えば学校のテストは常に全教科0点を叩き出し、自身の苗字を忘れてしまうなどしており、アホガールに登場するキャラクター達はなぜ花畑よしこが高校に入学出来たから疑問に感じています。この花畑よしこのアホ具合は母親である花畑よしえも理解しており、最悪軽犯罪を起こさせて刑務所に入れようかと考えています。

しかしさすがにそんなことが出来ないため、花畑よしえは花畑よしこを阿久津明に貰ってもらおうと考えます。しかし阿久津明も猿に人間は恋をしないと宣言するほど花畑よしこを迷惑な存在と語っており、幼馴染であっても花畑よしこへ一切邪な気持ちを抱いていません。好意的な気持ちを抱いていないことで阿久津明は花畑よしこを思いっきり殴ることが出来、花畑よしこは大きなトラブルを起こさずに済んでいます。

ではアホすぎるアホガールの主人公花畑よしこのエピソードについて少しネタバレ紹介していきます。上述で少しネタバレ紹介したように、花畑よしこは学校のテストで1点も取ったことがありません。それでもアホな花畑よしこは一切気にすることは無く、文化祭の実行委員になろうとします。もちろん尋常ではないほどアホなことを知っているクラスメイトは1票も花畑よしこに入れることはありませんでした。

さらに花畑よしこは毎日阿久津明が寝ている部屋に侵入するという犯罪に近い行為を行って阿久津明に多大な迷惑をかけています。また花畑よしこは性的なことに関して一切の知識が無く、自身の顔写真をグラビア雑誌に貼りつけ、阿久津明に見せようとします。このように花畑よしこの行動は普通ではなく、おそらくここまでアホで周囲に迷惑をかける主人公は他の作品にいないことでしょう。

ではここからはアニメアホガールの最終回についてネタバレ紹介していきます。アニメアホガールの最終回は本編から遡り、主人公である花畑よしこと阿久津明の出会いが描かれています。阿久津明はアホガールの作中でもそうなのですが、小さい時から勉強以外全く興味がありませんでした。ある日、勉強以外に興味が無い阿久津明の家の隣に花畑よしこの家族が引っ越ししてくることになり、阿久津明の人生が一変することになります。

阿久津明と初めて出会った花畑よしこは大声で自分の年齢を4歳と叫びます。しかし本当は5歳であり、母親である花畑よしえからツッコまれます。そうこの時から花畑よしこは異常なほどのアホだったのです。アホな花畑よしこは相手の気持ちや意見を全く聞かず、阿久津明を遊びに誘おうとします。そして阿久津明は勉強に集中する時間を失うことになり、花畑よしこが起こす騒動に巻き込まれてしまうことになるのでした。

花畑よしこが普通では考えられないほどのアホであることを理解した阿久津明は花畑よしこと関わらないようにします。しかし花畑よしこは隣にある阿久津明の家に侵入するという犯罪行為を犯し、阿久津明の耳に息を吹きかけてきます。犯罪行為であることが理解できない花畑よしこにとってこの行為は普通なのです。この行為にイライラした阿久津明は遊んでほしいと繰り返す花畑よしこを断り続けようとします。

しかし花畑よしこは一切阿久津明の意見を聞こうとはせず、今度は逆に食べ物を阿久津明に要求します。この時阿久津明はとりあず言うことを聞いて出ていかせるため、たまたまあったバナナを差し出します。すると阿久津明が差し出したバナナを食べた花畑よしこはバナナの美味しさに感動し、ありえないほど号泣します。この出来事がきっかけとなって花畑よしこはバナナを大好物として考えるようになりました。

非常に美味しいバナナを食べた花畑よしこは阿久津明が自分の事を好きなのではないかと考えるようになります。もちろん阿久津明はそのような気持ちを全く持っていなかったのですが、阿久津明の気持ちは花畑よしこに届くことはありません。そして勘違いした花畑よしこは阿久津明に付きまとうようになり、阿久津明の悪夢が始まります。その後阿久津明は花畑よしこにストーカーや無理やりキスされるなど振り回されることになりました。

バナナがきっかけとなって花畑よしこに付きまとわれるようになったアホガールの主人公阿久津明。阿久津明は自身に迷惑ばかりかける花畑よしこを倒すと決意し、身体を鍛え始めます。しかし勉強ばかりしていたことで身体に大きな負担がかかり、阿久津明は体調を崩して寝込んでしまうことになります。その後布団で寝込んでしまった阿久津明が目を覚ますと、そこには寝ている自分に覆いかぶさっている花畑よしこの姿がありました。

これに阿久津明は腹を立てるものの、母親から看病していたことを聞いて花畑よしこを見直します。しかし本当は風邪を自分に移すため、花畑よしこは1日中阿久津明にキスをし続けていたのです。その衝撃的な事実を知った阿久津明は絶望し、花畑よしこに嫌われる行動をしようとします。しかし結局花畑よしこは阿久津明を嫌わず、逆に付きまとうようになり、アホガールの物語は本編に続くことになるのでした。

ではここからはアニメの原作となった漫画アホガールの最終回をネタバレ紹介していきます。漫画アホガールの最終回はアホガールの主人公阿久津明に好意を寄せる風紀委員長の告白から始まります。当初風紀委員長は真面目キャラとして漫画アホガールに登場していました。しかし風紀委員長は阿久津明に好意を寄せるようになったことで変態キャラになってしまい、花畑よしこと一緒にストーカー行為をするようになります。

しかしこれは風紀委員長の阿久津明へ寄せる想いの強さの表れであり、漫画アホガールの最終回でその強い想いを阿久津明に告白します。残念ながら勉強一筋の阿久津明は恋愛に関して興味が無く、風紀委員長の告白は失敗に終わります。しかし阿久津明は恋愛に興味が無いだけで将来添い遂げる可能性は十分にあります。風紀委員長はいつか阿久津明に振り向いてくれることを信じて10年でも待つことを決心するのでした。

漫画アホガールに登場するメインキャラクターの1人隅野さやかは非常にお人好しな性格をした阿久津明のクラスメイトであり、最終回まで作中で花畑よしこの暴走を阿久津明と止める役割を担っています。また隅野さやかは風紀委員長の恋愛を応援しており、アホガールの主人公である阿久津明と風紀委員長が添い遂げるよう密かに尽力しています。そんな真面目でお人好しなアホガールの隅野さやかにはある悩みがありました。

それは隅野さやかの胸が小さすぎることです。隅野さやかは自分の胸が小さすぎることを密かにコンプレックスとして捉えており、胸にパットをしたりするなど日々大きく見せるための努力をしていました。そんな隅野さやかは阿久津明の妹である阿久津瑠璃にどうやったら胸が小さくなるのか質問されてしまいます。自身の胸が小さいことにコンプレックスを抱いていた隅野さやかはこの質問を聞いて号泣し、崩れてしまうのでした。

漫画アホガールの作中で花畑よしこの舎弟として登場する不良の黒崎龍一。黒崎龍一は漫画アホガールの最終回でスマホゲームのガチャにハマってしまい、バイトで必死に溜めた30万ものお金を溶かして泣き崩れてしまいます。おそらく本記事をご覧の方でも同じ経験がある方がいるかもしれません。結局黒崎龍一は最終回まで可哀想なキャラとして登場し、報われることはありませんでした。

上述でもご紹介した通り、アホガールの主人公兼ヒロインである花畑よしこはバナナが大好物です。そんな花畑よしこは漫画アホガールの最終回でバナナ農園を営んでいる佐藤さんにバナナを貰うことになり、花畑よしこはこれまで出会った登場人物達へそのバナナを配ることになります。そして最後に花畑よしこは阿久津明と隅野さやかと共にバナナを食べ、漫画アホガールの物語は結末を迎えるのでした。

アニメアホガールの最終回まで花畑よしこの声優を担当したのは日本の女性声優である悠木碧です。悠木碧は1992年の3月27日に千葉県で生まれた声優であり、プロフィットに所属しています。そんな悠木碧は4歳の時に芸能界デビューを果たし、2003年に「キノの旅」のさくら役で声優デビューを飾りました。2019年12月現在悠木碧は声優として数多くの国民的アニメに出演しながら、女優や歌手としても活動し続けています。

• 2009年のアニメ「あにゃまる探偵キルミンずぅ」：御子神リコ役
• 2010年のアニメ「ポケットモンスターベストウィッシュ」：アイリス役
• 2011年のアニメ「魔法少女まどかマギカ」：鹿目まどか役
• 2012年のアニメ「戦記絶唱シンフォギア」：立花響役
• 2015年のアニメ「妖怪ウォッチ」：未空イナホ役
• 2016年のアニメ映画「君の名は。」：名取早耶香役

アホガールに関する感想ではアニメが面白いといった感想が非常に多く寄せられていました。アニメアホガールは同名ギャグ漫画を原作にして制作されたギャグ作品であることから非常に笑えるアニメとなっており、多くの視聴者の笑いを誘いました。この面白いといった感想を多く集めたことでアニメアホガールは大ヒットし、円盤の売上も好成績を残すことになりました。

アホガールに関する感想ではアニメの最終回も面白かったという感想も非常に多く寄せられていました。アニメアホガールは最終回まで非常に笑えるストーリーに仕上がっている作品であり、好評な評価を得たまま幕を閉じることになりました。一方漫画版も多くのファンに最後まで愛される形で最終回を迎えました。

アホガールに関する感想ではアニメのOPが面白いといった感想も多く見受けられました。上記の感想にもある通り、アニメアホガールのOPは変顔をした花畑よしこが大量に描かれるという個性豊かな内容となっています。この変わったOPで初めて観る視聴者を瞬く間に虜とすることに成功しました。

本記事ではアホガールについてアニメと漫画の最終回結末やファンからの感想などをまとめてネタバレ紹介しました。アホガールはアニメと漫画両方とも最終回を迎えた2019年12月現在も非常に高く評価されている作品であり、多くのファンから愛され続けています。もし本記事をご覧になってご興味頂けましたら、是非一度アホガールのアニメと漫画をチェックしてみてください。