ブレイクブレイドのあらすじネタバレ!登場人物や奇抜な設定・伏線を考察

「ゴゥレム」が繰り広げるかっこいい戦闘シーンと独特な世界観で人気を博したアニメ作品『ブレイクブレイド』。ブレイクブレイドの世界では魔力という言葉からファンタジーを思わせるものとなっているのですが、実際は全くことなるストーリーです。ここでは、ブレイクブレイドのあらすじをネタバレします。また、あらすじネタバレに限らずブレイクブレイドの登場人物や古代人が残したとされるゴゥレムについての伏線、魅力なども交えていますので、ぜひご覧ください。

ブレイクブレイドのあらすじネタバレ!登場人物や奇抜な設定・伏線を考察のイメージ

目次

  1. ブレイクブレイドとは?
  2. ブレイクブレイドのあらすじネタバレ
  3. ブレイクブレイドの登場人物・ゴゥレム
  4. ブレイクブレイドの設定・伏線
  5. ブレイクブレイドの魅力
  6. ブレイクブレイドに対する感想や評価
  7. ブレイクブレイドのネタバレまとめ

ブレイクブレイドとは?

ブレイクブレイドの作品情報

『ブレイクブレイド』は吉永裕ノ介によるロボット漫画およびそれを原作とした小説などのメディアミックス作品です。現在も『COMICメテオ(コミックスコミックス)』により連載されています。異世界を舞台におこなわれる国家間の戦争を通して、人間ドラマを軸に描かれた巨大ロボット漫画作品となっていますが、ただ巨大ロボットを主題とした作品とは違い、ビーム攻撃や空中飛行といった要素が本作では見られません。

戦闘においては白兵戦が主体となり、プレスガンという飛び道具を使ったバトルが繰り広げられます。また、ロボットには燃料と火薬が使われていないため、ロボットが全損しても爆発しなかったり、外装を搭乗者が交換するなど、ほかの作品には見られない特徴が盛り込まれています。単行本発行部数は、現在(2019年時点)で360万部を突破するなど人気を博した作品となっています。

ブレイクブレイドのアニメ情報

『ブレイクブレイド』のアニメは、6部作の劇場アニメとしてアニメ化されています。2010年から2011年にかけて放送され、2014年4月から6月までには劇場アニメを再構成し、テレビアニメ版として新シーンが導入された状態で放送されました。なお、アニメ版タイトルには『BROKEN BLADE(ブレイクブレイド)』が併記されているのですが、アニメ版公式サイトのURLが『breakblade』となっています。

TVアニメ「ブレイクブレイド」公式サイト

ブレイクブレイドのあらすじネタバレ

ブレイクブレイドのあらすじ

それでは早速、『ブレイクブレイド』のあらすじをネタバレ紹介していきます。また、ブレイクブレイドの最新話・93話までネタバレしていますので、ぜひ最後までご覧ください。

あらすじネタバレ①ホズルとの再会

舞台は地中から化石燃料が採取できないクルゾン大陸。この環境に住む人々は、個人差があるものの生まれた時から石英(ブレイクブレイド)に命令を与えることが出来る「魔力」を持っており、ブレイクブレイドを利用して照明や機械、熱源などあらゆる物を動かし、そしてついに人々は人間兵器魔導巨兵(ゴゥレム)を作り出すことに成功しました。

そんな世界でかなり稀に存在する、魔力を全く持たない「魔力無者(アン・ソーサラー)」として生まれたライガット・アローがいました。ライガットは魔力を持たないため、他の人とは違って手作業で畑を耕して生活をしています。そんなある日、士官学校時代の親友であり悪友でもある現クシュリナ国王・ホズルに呼ばれます。そこでホズル同様に士官学校で同期だったシギュラ王妃とも久々に会い、懐かしい思い出で話しが弾んでいる様子。

あらすじネタバレ②衝撃の事実

しかし、そこで知らされたのは軍事大国であるアテネス連邦の領土侵犯と、前線部隊長を務めているのが士官学校時代の親友であるアテネス軍総司令官の弟・ゼスだという衝撃の事実でした。現在、クシュリナ王国はアテネス連邦と戦争状態にあり、小国であるクシュリナ王国にとっては軍事大国であるアテネス連邦は強大な敵です。

あらすじネタバレ③古代人が作ったアンダーゴゥレム

話を聞いて同様するライガットを、ホズル国王はブレイクブレイドの採掘場に案内しますが、そこにあったのが古代人が作ったとされるロボット「アンダーゴゥレム」でした。アンダーゴゥレムをこれまでに誰一人動かすことができていませんでした。というのも、動力用ブレイクブレイドが搭載されていなかったからです。

あらすじネタバレ④アンダーゴゥレムを動かせたライガット

つまり、普通のゴゥレムは動力用ブレイクブレイドが搭載されているため魔力で動かすことができますが、古代人のゴゥレムは動力用ブレイクブレイドが搭載されていないため魔力で動かすことができないというわけです。しかし、どうゆうわけかライガットはゴゥレムを偶然にも起動させることに成功します。それからは、成り行きでゴゥレムの操縦士となったライガット。

あらすじネタバレ⑤第一独立戦隊の一員になる

アンダーゴゥレムを動かせるようになったライガットは、さっそくゼスとの交渉に向かいます。しかし、ゼスとの交渉は決裂してしまいました。さらに、交渉が決裂し逃走を試みようとするも、敵機と遭遇戦となってしまいます。なんとか窮地を脱することができましたが、自分の甘さが原因で味方兵を死なせることとなってしまい、過酷な現実を目の当たりにしたライガットは、一度田舎に帰ろうと考えました。

ただ、ライガットはその時にアテネスが要求した降伏条件である、ホズルやシギュンら王族の処刑をホズルが飲もうとしていることを聞きつけたため、軍に入隊します。そこで古代人が作ったアンダーゴゥレムを「デルフィング」と名付け、古代ゴゥレムの専属操縦士となったのでした。

初出撃を試み敵兵のクレオを捕虜にしますが、ゼスには逃げられてしまいます。その後のライガットは見事な活躍によって新たに編成された第一独立戦隊の一員となり、その戦隊には監禁されていた危険人物・ジルグも加わりました。戦隊の一員として戦闘を繰り広げていたライガットとジルク。魔力を全く持たないライガットと、才能があるがゆえに退屈しきっていたジルクといった相反する2人でしたが、いつしか親友と呼べる仲となりました。

あらすじネタバレ⑥ボルキュスへの復讐

しかし、そんな2人に悲劇が訪れます。敵のスパルタ部隊に包囲され、デルフィングもろともライガットは谷へと落ちてしまい、ボルキュスに捕らえられ、処刑されることとなりました。しかし、そんなライガットをジルクが庇ったことでジルクが代わりに処刑されてしまいます。それからは捕虜交換によって20日間の停戦協定が締結されるのですが、国へと帰還したライガットにはボルキュスへの激しい復讐心が芽生えていました。

その後、停戦協定が終了を迎え、ついに王都ビノンテン攻防戦がおこなわれることとなります。一旦は有利な戦局を展開するアテネス軍だったのですが、アテネス軍が近づいてきたと同時に奇襲をかけたクリシュナはサクリファイス作戦で対抗し、見事奇襲が成功します。それによって孤立したボルキュス。

ついにボルキュスとライガットとの一騎打ちとなり、最後に立っていたのはボルキュスを打倒して復讐を遂げたライガットでした。その後、アテネス軍は総崩れとなり、撤退。ビノンテン攻防戦はクシュリナ王国の勝利が決定したのでした。

ブレイクブレイドの最新ネタバレ

ここでは『ブレイクブレイド』の最新16巻をネタバレ紹介します。とうとうシギュンへライガットがプロポーズをしていました。しかし、その直後には英雄として名が通ったライガットでさえも勝てない相手と言われるアーレス将軍の重ゴゥレムとの戦いとなっています。そして、ライガットは戦友の1人を死なせてしまい、ますます精神的に追い詰められていました。

それからの最新ネタバレはブレイクブレイドの93話となっています。いくらライガットであっても、アーネス将軍には勝つことが出来ないと危惧されていましたが、結局ライガットが勝利していました。ただ、勝利したと同時にライガットは気絶していますが、なぜかデルフィングが自動で動き、さらに味方機までも破壊したために味方の兵士が不信感を抱いてしまいました。

さらに、アーネス将軍を倒したことで、ゼスからも恨まれることになったライガット。それ以降のあらすじはアーレス将軍を撃退してから10日が経った頃から始まっています。アッサム王国の王女がライガットに会いたいがためにクシュリナ王国にやってきたのです。そして王女がライガットに向けて銃を突きつけたところで、最新93話は終了しています。

ブレイクブレイドの登場人物・ゴゥレム

ここまで『ブレイクブレイド』のあらすじをネタバレ紹介してきましたが、ゴゥレムを操縦する登場人物はブレイクブレイドの主人公だけではありませんでした。そこで、ここではブレイクブレイドに登場した人物とゴゥレムをそれぞれ具体的に紹介していきます。

ライガット・アロー/保志総一朗

『ブレイクブレイド』の登場人物・ゴゥレムの1人目は、本作の主人公であるライガット・アローです。魔力を全く持たない「魔力無者(アン・ソーサラー)」という特徴があり、これは100万人に1人の確率で生まれるとされています。『ブレイクブレイド』の世界は、魔力を使うことが普通なため、機械や生活用品でさえも使うことが出来ない彼はネタバレで「能無し」といわれ差別されていました。

しかし、ブレイクブレイドの謎に包まれた古代人が作り出したアンダーゴゥレム「デルフィング」を動かしたことによって、戦争に巻き込まれることとなります。そんなブレイクブレイドのライガットを演じたのは『機動戦士ガンダムSEED』のキラ・ヤマト役や『スクライド』のカズマ役で有名な保志総一朗さんとなっています。

シギュン・エルステル/斎藤千和

『ブレイクブレイド』の登場人物・ゴゥレムの2人目は、本作のヒロインであるシギュン・エルステルです。クシュリナ王妃でありながら天才魔動技術士でもあります。王宮の研究機関を取り仕切る役目を担っており、彼女のおかげで新開発やファブニルの総合改修などさまざまな研究成果を上げ、さらにライガットが搭乗する古代人が作ったゴゥレムでさえもほぼ一人で改良するなどかなり優秀な人物です。

ホズルの妻なのですが、ホズルと結婚した後もライガットへの思いを捨てきれていないようで、そんな彼女をホズルが察しているため2人はドライな関係を保っています。そしてライガットと再会を果たした彼女は…。そんなブレイクブレイドのシギュンを演じたのが『化物語』の戦場ヶ原ひなぎ役で有名な斎藤千和さんとなっています。

ホズル/中村悠一

『ブレイクブレイド』の登場人物・ゴゥレムの3人目は、クシュリナ国王のホズルです。王族であることを感じさせないような気さくな性格をしており、国民や臣下からの人望が厚い人物です。ただ、定められた国王という立場にあってか、ネタバレでは自分の運命を諦めている後ろ向きなところもみられました。

学生時代のころは落第して王位を継がないようにしていましたが、即位した後には貴族特権の廃止や平民出身であっても才能があれば高官に登用するなど、積極的に政務に取り組んでいます。ネタバレでは触れていませんが、アテネスと戦争状態に入ったときには直ちに国境を封鎖するなどの対処をおこなっており、戦慣れしていないながらも適切な対処ができるので為政に長けた人物であることがうかがえます。

ゼス/神谷浩史

『ブレイクブレイド』の登場人物・ゴゥレムの4人目は、アテネスのアーレス将軍旗下・ワルキウレス部隊で隊長を務めるゼスです。堅物で表面上は冷淡な人物を装っているのですが、内面は仲間想いの熱血漢です。ライガットたちと士官学校で出会ったことによって彼に変化が見られており、元々は周囲の人物を避けて孤独を好んでいたようです。

軍の中では天才魔導戦士と知られ、操縦が難しいと言われるエルテーミスを自在に操ることができ、さらに高度な三次元戦闘をこなすため数々の戦果を挙げていました。アテネス軍人として親友が治めるクシュリナ王国を攻める自分に悩みを抱えていますが、導いた結果が出来る限り犠牲を最小限に抑えるということでした。そのため王都ビノンテン奇襲という独断作戦を実行に移しています。

デルフィング

『ブレイクブレイド』の登場人物・ゴゥレムの5人目は、ブレイクブレイドの採掘場で発見された古代人が作ったとされるゴゥレム・デルフィングです。古代人が作ったとされているため、推定千年前に操縦されていたゴゥレムだとされています。発掘後にコードネームとしてデルフィングと名付けられました。古代人が作ったために通常のゴゥレムとは違い、魔力で操縦するのではなく動力炉で操縦することとなります。

ファブニル

『ブレイクブレイド』の登場人物・ゴゥレムの6人目は、クシュリナ国王軍が量産したゴゥレム・ファブニルです。元々は完全なディフェンスタイプとされており、装甲強度が5、上半身のフレーム強度5、下半身のフレーム強度4、コスト3、運動性4、安全性9といったパラメーターとなっています。背中には大型のバックホルダーを搭載しているため、そこに武器を収納します。そして、背中には得意な格闘武器を携行するスタイルで戦闘に臨みます。

エルテーミス

『ブレイクブレイド』の登場人物・ゴゥレムの7人目は、クリシュナ王国がワルキレウス部隊との戦いで回収したゴゥレムがエルテーミスです。一番損傷が少なかったゼス機をベースに復元し、扱いやすくするようにデチューンが施されています。そのため、損傷が激しかった胸部装甲を除くとパラメータや全長がアテネス軍が使うゴゥレムとほとんど変わりません。搭乗士としてミレニル部隊に所属するジルグが選ばれ、戦力に組み込まれています。

ブレイクブレイドの設定・伏線

『ブレイクブレイド』のネタバレを確認すると、ネタバレ中にはさまざまな伏線が張り巡らされ、世界観も巧みに設定されていることがわかりました。この項からはネタバレで判明した設定と伏線について、魔力や石英、ゴゥレムなどの情報をもとに考察していきます。

設定・伏線①魔力

アニメブレイクブレイドの設定は、魔力を使って石英を操る世界が中心となっています。ブレイクブレイドというタイトル名からはファンタジーとしての設定と想像できますが、石英を操って日常生活を送るということなので実際的なストーリーだといえるでしょう。ブレイクブレイドの文明は石英無しでは成り立たず、また石英にはさまざまな力が秘められています。

ブレイクブレイド以外の異世界もの作品では魔力がないと差別されるということが珍しくありませんが、ブレイクブレイドで魔力を持たないということは石英が扱えないことに繋がるだけです。ライガットは魔力を持ってはいませんが、魔法が使えないのではなく石英が使えないのです。現実と比較すると、電化製品などが使えないのと同じことなので、非常に不便な生活を強いられ、無能というレッテルを張られる対象となります。

設定・伏線②石英

一見魔法登場がするファンタジー作品だと思われる『ブレイクブレイド』。実際はロボットアニメとなっています。しかし、ブレイクブレイドの世界においては金属がほとんど使用されません。ロボットアニメとしてはかなりユニークな設定といえるのではないでしょうか?

その金属の代わりとなるのが「石英」なのですが、石英にもさまざまな種類が存在しています。魔力に反応しない石英から、魔力に反応して形を変えたり発行したりする石英など。ブレイクブレイドの人々はこれらの石英を加工して活用します。

設定・伏線③ゴゥレム

ブレイクブレイドの世界では、日用品から武器まで石英を利用して作り出しています。そんな文明が生み出したのが、兵器「ゴゥレム」です。ロボット兵器に対してブレイクブレイドではゴゥレムという名称が設定されており、さらにそのゴゥレムは金属ではなく石英で作られているのです。

古代人が作ったゴゥレムも登場していますが、それも石英で作られているため、古代人がいた文明からほとんど変わっていないということになります。また、武器も石英で作られた剣を使って戦います。

設定・伏線④未来の地球

ブレイクブレイドの世界観は、魔力という言葉と石英中心の文明によって展開されているので、現実の世界とは全く異なる物語のように感じるのではないでしょうか?しかし、ブレイクブレイドの世界は異世界の物語ではないのかもしれません。ブレイクブレイドのあらすじでは、1000年前以上に存在した古代人が残したゴゥレムに動力炉が用いられていたということから、現実に使われている石油などを使用していたと考えられます。

設定・伏線⑤古代人

ブレイクブレイドで存在していたとされる古代人も謎が多いです。古代人が使っていたとされる言葉は、日本語や英語を用いていたことが確認されており、さらにブレイクブレイドの舞台となっているクルゾン大陸なのですが、この大陸の地形がインドに酷似しています。古代人が魔力を使えなかったため、現代人とは違う生物として機械に認識されるという現象も起こっており、これには何らかの秘密が隠されていると考えられます。

設定・伏線⑥デルフィング

『ブレイクブレイド』のあらすじネタバレで、ライガットが操縦するゴゥレム・デルフィングが登場していました。デルフィングは、古代人が使っていた1000年前から全く整備されていない状態。しかし全く問題なく動き、さらに魔力を使わずとも頑丈で桁外れの運動性能と攻撃力までもを備えていました。石英を使っているにも関わらず、謎の技術が使用されているようです。

そしてデルフィングのこのような機能性から異名「ブレイクブレイド」とタイトルと同じ呼び名が設定されていました。またデルフィングは魔力を全く持たない登場人物・ライガットを人間と認識しているのですが、一方で魔力を持つ人間は謎の生物として認識しています。モニター画面に表記された文字が日本語なので、デルフィングは日本の古代人が作った可能性があります。ちなみに、ブレイクブレイドの登場人物たちは日本語が読めない状態です。

設定・伏線⑦オーランド

古代人とデルフィングには深い関わりがあるとされており、大きな謎を残したままです。残念ながらブレイクブレイドではまだ何も語られていませんが、ブレイクブレイドで述べられたセリフから察することができます。どうやら、大陸の1つであるオーランドが古代兵器と密接な関係があるらしく、デルフィングの謎についても何か知っている様子です。

ちなみに、新作OVA『ブレイクブレイド』ではデルフィングの過去について描かれることが予定されていたのですが、残念ながら2016年12月に制作中止の発表がありました。

ブレイクブレイドの魅力

『ブレイクブレイド』のネタバレから設定・伏線について紹介してきましたが、ブレイクブレイドでは独特な世界観と大迫力の戦闘シーンなどさまざまな魅力が散見されました。ここでは、ブレイクブレイドにおいて特に魅力だと感じる部分に焦点を当てて紹介していきます。

魅力①主人公の苦しみ

『ブレイクブレイド』に登場する主人公・ライガットが抱える「苦しみ」。あらすじネタバレでも苦しみを抱えるライガットがいましたが、そんな描写が丁寧に描かれています。

戦争では必ず見ることになる虐殺や捕虜、友の死など戦場での悲しみが丁寧な描写によってしっかりと伝わります。特に、あらすじネタバレでは、優秀な友の死を見ることになった様子や友を殺した相手への復讐を誓う様子など悲しくもあり恐ろしくもある描写となっていました。

魅力②丁寧な描写

『ブレイクブレイド』の魅力の1つが「丁寧な描写」。ブレイクブレイドはリアルな戦争を通して、細かな心理が描かれています。迫力のあるロボット漫画としても楽しめる作品となってはいるのですが、その描写の丁寧さには驚きもあります。

あらすじネタバレでは捕虜や差別問題などがありましたが、そんな情景もしっかりと描かれており、戦争に巻き込まれた登場人物・ライガットの心理描写が大変細かく、さらに登場人物の表情からも考察することもできるほどです。

魅力③英雄たちの「その後」

『ブレイクブレイド』の凄い点は、一般的には描かれない「その後」が描かれているということです。アニメや漫画では友を殺した敵への復讐を果たしたのであれば完結してしまいますが、現実においてはたとえ英雄となったとしてもその後も生きていかなければなりません。それと同じように、あらすじネタバレでは復讐を果たしたライガットがいましたが、その後の彼も描かれており、さらなる苦悩が待ち受けていました。

ブレイクブレイドに対する感想や評価

『ブレイクブレイド』を観ての感想では、重要そうなキャラであっても死ぬときは死ぬところが魅力だと言われています。ブレイクブレイドのネタバレで紹介していますが、感想のようにロギンがあっさりと死んでおり、ブレイクブレイドの登場人物一人一人がネタバレでは輝いていたように感じたことでしょう。

『ブレイクブレイド』の感想では、王妃シギュンや敵兵であるクレオなどの女性陣が輝いているのが魅力的だといわれています。また、ネタバレでも紹介したブレイクブレイドのゴゥレムもかっこよく活躍しているのも評価されています。やはり、ブレイクブレイドの登場人物がそれぞれ輝いているのが、こちらの感想からもうかがえます。

こちらの感想では『ブレイクブレイド』の設定が技ありだと言われています。感想のとおりブレイクブレイドの主人公らしい強さと弱さが説明できる内容となっているといえるでしょう。また、ネタバレではブレイクブレイドの主人公だけが通信できないという設定が明らかとなっていましたが、そんなところも上手く使われていると評価されています。

ブレイクブレイドのネタバレまとめ

アニメ『ブレイクブレイド』の登場人物や魅力を交えてあらすじをネタバレ紹介していきましたが、いかがでしたか?最新話でのネタバレでは、英雄となったライガットが味方から不信感を抱かれ、かつての友であったゼスからは恨まれ、さらにはアッサム王国の王女からも銃を突きつけられる状況となってしまいました。

今後、どのような展開となるのか?ますます気になるところでしょう。この機会に作りこまれた世界観と丁寧な描写で完成度の高い『ブレイクブレイド』をご覧になってはいかがでしょうか?特にロボットアニメ好きには『ブレイブブレイド』は必見です!

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