【ブギーポップは笑わない】ブギーポップという言葉の意味は?元ネタも考察

人気ライトノベルのアニメ化が話題となった「ブギーポップは笑わない」。ブギーポップの意味は、作中では不気味な泡と訳されており、主人公・宮下藤花のもう1人の人格の名称です。本文では、アニメ「ブギーポップは笑わない」のブギーポップの言葉の意味や、ブギーポップの元ネタと考察されるイギー・ポップ説、ジョジョ説、物語の舞台である・陽深学園のモデル、アニメの炎上騒動などを紹介します。

【ブギーポップは笑わない】ブギーポップという言葉の意味は?元ネタも考察のイメージ

目次

  1. ブギーポップは笑わないとは?
  2. ブギーポップという言葉の意味
  3. ブギーポップの元ネタ
  4. ブギーポップのアニメが炎上?
  5. ブギーポップは笑わないに関する感想や評価
  6. ブギーポップの言葉の意味まとめ

ブギーポップは笑わないとは?

「ブギーポップは笑わない」は、上遠野浩平先生のライトノベル・ブギーポップシリーズのアニメ作品で、2000年の放送以来、19年ぶりの新作アニメとして話題となりました。以下では、アニメ「ブギーポップは笑わない」のブギーポップの意味や元ネタ、アニメ化発表後に発生した炎上騒動などを、考察を交えて紹介します。

ブギーポップは笑わないの概要

アニメ「ブギーポップは笑わない」は、ライトノベルの金字塔と称される「ブギーポップ」のシリーズ第1作目にあたり、上遠野浩平先生のデビュー作です。アニメタイトルにも起用された「ブギーポップは笑わない」は、第4回電撃ゲーム小説大賞を受賞し、1998年~2019年にかけて計23巻が発表されている人気作品です。

ブギーポップシリーズは、第1作目で「ブギーポップは笑わない」の物語は完結しており、2作目以降は「笑わない」の姉妹作に位置づけられています。そして、ブギーポップシリーズの人気は、ライトノベル界に大きな影響をもたらし、シリーズ名にちなんで「ブギーポップ以降・ブギーポップ以前」という言葉が生み出され、社会現象を巻き起こしました。

ブギーポップは笑わないのあらすじ

ブギーポップシリーズは、世界の敵と戦うために、周囲の異変を察すると無意識に出て来るもう1人の人格・ブギーポップを持つ主人公・宮下藤花を始め、様々な思いを抱える少年少女たちの葛藤や活躍を、各巻ごとに独立して描いた作品です。そして、2019年のアニメ放送では、原作の代表的なエピソードを映像化したストーリー展開となっています。

ブギーポップという言葉の意味

主人公・宮下藤花のもう1つの人格である「ブギーポップ」は、作中では「不気味な泡」と訳されています。以下では、「ブギーポップ」の言葉の意味を考察しました。

言葉の意味①作中では「不気味な泡」と訳されている

「ブギーポップ」の意味・イメージ画像

ブギーポップとは、物語の主人公・宮下藤花の別人格を指し、世界の危機を察すると、無意識にもう1人の人格・ブギーポップが表面化します。ブギーポップとは、水底から水面に浮かび上がる泡のように出てくる様子を例えた自称で、作中では「不気味な泡」と訳されています。

言葉の意味②子供の姿をした影との会話

不気味な泡と訳されるブギーポップの意味は、本編・第6巻「ブギーポップの誕生」にて、合成人間・スケアクロウと子供の姿をした影との会話にて言及されています。ブギーポップ(不気味な泡)とは、泡のようにすぐにはじけて消えてしまう儚い願望、死に際に見てたり聞こえたりすると言われる「幻覚」にも似ていると解釈されています。

言葉の意味③各単語の意味

ブギーポップを単語ごとに区分すると、それぞれ「ブギー=Boogie」「ポップ=Pop」となります。以下では、ブギーポップの各単語の意味を基に、ブギーポップという言葉の意味を考察します。

各単語の意味①ブギー

「ブギー」の単語の意味のイメージ画像

ブギーポップの「ブギー」とは「Boogie」、つまり、音楽のリズムで用いられる「ブギウギ」を意味します。また、アメリカでは、夜になっても寝付かない子供に対して、「早く寝ないと、ブギーマンにさらわれるよ」と言い聞かせる習慣があります。しかし、アメリカでは「Boogie」を「不気味な」という意味で使用することはなく、「ブギー=不気味な」とは考えにくいでしょう。

各単語の意味②ポップ

「ポップ」の意味のイメージ画像

ブギーポップの「ポップ」は「Pop」、つまり、「泡などがはじける・(ポンなどの)音がする」意味で使用されている英単語です。また、炭酸水のように泡立つ飲料を指す場合にも用いられる名詞ですが、不気味な泡の「泡」を意味する英単語には、「froth」「bubble」などが当てはまるため、「ポップ=泡」とは考えにくいでしょう。

ブギーポップの元ネタ

前述した各単語の意味から、「ブギーポップ」とは、「イギー・ポップ」を元ネタに使用して、後に「不気味な泡」という意味を後付けした可能性も考えられます。以下では、「ブギーポップ」の元ネタを紹介します。

ブギーポップの元ネタ①イギー・ポップ説

ブギーポップの元ネタとして浮上した「イギー・ポップ」とは、アメリカのロックミュージシャンと活躍するイギー・ポップです。過激なステージパフォーマンスで人気を博するロックバンド「ザ・ストゥージズ」のメンバーであるイギー・ポップは、ソロとしても活動しており、彼が発表した楽曲には、「Boogei Boy」というタイトル曲があります。

そして、イギー・ポップと彼の楽曲・Boogei Boyから「Boogei Pop=ブギーポップ」が編み出されたと考察されます。また、作中では、ロックをはじめ、クラシック、ピップポップ、R&Bのように、多彩なジャンルの音楽を元ネタにした箇所が多く見られることも、イギー・ポップ説に拍車をかけているでしょう。

ブギーポップの元ネタ②ジョジョの奇妙な冒険説

アニメタイトルとなった「ブギーポップは笑わない」の元ネタは、漫画家・荒木飛呂彦先生の「ジョジョの奇妙な冒険・第4部 ダイヤモンドは砕けない」ではないかと推測されています。ジョジョ元ネタ説が浮上したきっかけは、作者・上遠野先生がインタービューにて、漫画家・荒木先生の影響を大きく受けたこと、そして、洋楽に親しむきっかけにもなったと語っています。

また、上遠野先生は、ジョジョ第5部・黄金の風の後日譚を描いたノベライズ作品「恥知らずのパープルヘイズ-ジョジョの奇妙な冒険-」の執筆を担当しており、ジョジョ元ネタ説の可能性を高めているでしょう。

ブギーポップの深陽学園のモデル

「ブギーポップは笑わない」の舞台であり、主人公・宮下藤花たちが通う県立高校・深陽学園にはモデルがあり、作者・上遠野先生が夢の中で見た高校だったことが明かされています。夢の中の高校は、上遠野先生が実際に通っていた学校とは別の高校であり、20代に突入した作者自身がその高校に通う不思議な内容と語っています。

そして、上遠野先生が28歳の時に、自身の夢の中で体験した高校生活をモデルにした物語「ブギーポップは笑わない」が生まれたと言われています。

ブギーポップのアニメが炎上?

原作ファンにとって19年ぶりのアニメ化となった「ブギーポップは笑わない」は、2019年1~3月にかけて放送された中、2度目のアニメ化となった「ブギーポップ」に対する炎上ツイートも同時に話題となりました。以下では、ブギーポップのアニメが炎上した経緯について紹介します。

炎上騒動①緒方剛志さんのツイート

ツイッターのトレンド入りも果たすなど、アニメ放送の開始前から大きな話題を呼んだ「ブギーポップは笑わない」でしたが、19年ぶりとなる待望のアニメ化に対して、緒方剛志さんが、怒りのツイートを挙げたことも同時に注目されました。緒方さんは、20年にわたって「ブギーポップシリーズ」の原作イラストを担当してきたイラストレーターで、アニメ版のスタッフ一覧では「原作イラスト」として名を連ねています。

しかし、2018年3月24日に公開されたビジュアルが、緒方さんに一度も連絡がなく作成されていたことなどが、緒方さんの怒りのツイートにより発覚し、後に制作会社側の情報伝達ミスであったことが判明しました。その後、アニメ公式サイトにて一連の騒動に対する謝罪が行なわれ、緒方さんが原作イラストレーターとして、正式にプロジェクトに携わることが発表されました。

炎上騒動②監督が降板?

緒方さんのツイートを受けてファンの間からも、制作会社等に対応を求める声が上がるなど、一大騒動となったアニメ「ブギーポップ」は、監督降板によるアニメ化の中止説も浮上し、大炎上を巻き起こしました。緒方さんのツイートには、監督の降板を匂わせる内容も投稿され、アニメ放送を楽しみに待つファンは、不安に駆られました。

しかし、2019年1月には、公式サイトの予告通りにアニメ「ブギーポップは笑わない」は、無事に放送され、監督降板によるアニメ化の取りやめは、憶測に過ぎなかったことが証明されました。一方で、数多くの炎上騒動を経ての放送に、アニメ化を楽しみにしていたファンも複雑な心境を抱いたことでしょう。

Thumbブギーポップは笑わないのあらすじとアニメの感想をネタバレ!原作や声優も紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ブギーポップは笑わないに関する感想や評価

「ブギーポップ」に関する感想や評価・イメージ画像

原作だけでなく、アニメ作品も高い評価を得た「ブギーポップは笑わない」は、ファンの間でアニメ2期が期待されている注目の作品です。以下では、「ブギーポップは笑わない」に関する感想や評価を紹介します。

感想1:幅広い世代に観てほしいアニメ

人気ライトノベル作品のアニメ化として注目を浴びた「ブギーポップは笑わない」は、独創的な世界観と奥の深いストーリー展開から、作品のファンやアニメ好きの方だけでなく、アニメ作品にはあまり馴染のない方も虜にしてしまう魅力がつまっています。アニメは子供が観る者として、普段からアニメを敬遠している方も、この作品を通じてアニメに対する考えを変えるきっかけを作ってみませんか?

感想2:難解かつ不思議なストーリー展開

22巻に及ぶ原作シリーズの中から、代表的なエピソードを厳選してストーリー構成された「ブギーポップは笑わない」は、アニメを通じてブギーポップの世界観を知ったアニメファンだけでなく、原作ファンの間でも、やや難解な作風だったと言われています。しかし、独特の世界観が繰り広げられたこの作品は、何度も繰り返して観たい不思議な感覚を視聴者に植え付けているでしょう。

感想3:アニメ2期に期待


原作イラストレーター・緒方剛志さんのツイートを発端に、ネット上での炎上や監督降板によるアニメ化の中止など、様々な騒動を経て放送が実現された「ブギーポップは笑わない」は、原作と同様に高い人気を誇りました。2019年11月の時点ではアニメ2期の放送は未定ですが、一部のファンからは新作アニメを期待する投稿が多く寄せられています。

TVアニメ「ブギーポップは笑わない」公式サイト

ブギーポップの言葉の意味まとめ

アニメ「ブギーポップは笑わない」の概要、ブギーポップの言葉の意味、元ネタ、アニメの炎上騒動などを考察を交えて紹介しました。ライトノベルの金字塔と呼ばれる作品をアニメ化した「ブギーポップは笑わない」は、哲学的要素が入り混じった複雑かつ奥の深い展開で、アニメを観る機会がない大人でも楽しめるおすすめ作品です。

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