【ハリー・ポッター】ルーナ・ラブグッドの魅力は？演じたイヴァナ・リンチの現在は？

世界中で大人気の作品ハリー・ポッターシリーズ。「ハリポタブーム」で知られ、大阪のユニバーサルスタジオジャパンではハリーポッターエリアが出来上がり、映画の中の世界を楽しめると、連日大盛況となっています。そんなシリーズ終了後も人気が衰えないハリーポッターシリーズ。個性的なキャラクターが多く登場するハリー・ポッターのキャラクターの中でも特に変わっていると言われている「ルーナ・ラブグッド」をご存知ですか？

奇抜な服装と、空想癖のあるルーナ・ラブグッドは周囲からは変人だと言われています。が、実際は誰よりも優しく勇敢な少女になります。そんなルーナ・ラブグッドについてや、ルーナ・ラブグッド役を演じた女優のイヴァナ・リンチについてをご紹介します。また、シリーズ終了後も活躍しているイヴァナ・リンチの現在についても併せてご紹介します。

ハリー・ポッターとは、イギリス人女性作家、J.K.ローリングによる小説作品になります。当時は無名の新人作家だったJ･Kローリングでしたが、ハリー・ポッターシリーズの第1巻である「ハリー・ポッターと賢者の石」が、1997年6月にイギリスで発売され、またたく間に全世界に「ハリポタ」ブームを巻き起こし、世界的ベストセラーになりました。

ハリー・ポッターシリーズは、児童文学でありながら、子どもも大人も楽しめるという児童文学を超えた世界的なベストセラーになります。また、映画化も実現し、「ハリポタブーム」といった社会現象も巻き起こしました。

ホグワーツ魔法魔術学校を舞台に、魔法使いのハリー・ポッターは親友のロンとハーマイオニーと共に楽しい学校生活を送ります。そんな中、ハリーは両親を死に追いやったヴォルデモート卿との不思議な縁を知っていきます。ロン、ハーマイオニーと協力し、ヴォルデモート卿と闘うことを決心するハリーの姿を描く長編物語になります。

ルーナ・ラブグッドは、ハリーの後輩でありホグワーツ魔法魔術学校のレイブンクロー寮所属の生徒になります。 ロンの妹のジニーの紹介でダンブルドア軍団に入り、ハリーやロン、ハーマイオニーと親しくなります。よく空想の世界に浸っているので周りからは「変人」と言われています。父親のゼノフィリアス・ラブグッドは雑誌「ザ・クィブラー」の編集長を務めています。

奇抜な服装と個性的な性格から変人扱いされているルーナ。ですが、実は密かに「ルーナが可愛い」というルーナのファンがたくさんいます。ハリー・ポッターシリーズのヒロインであるハーマイオニーと同じくらいルーナ・ラブグッドも可愛いという感想もあるほど。そんな気になるルーナ・ラブグッドの可愛い魅力をご紹介します。

空想好きな性格のルーナ・ラブグッドは、個性的な生徒が多いホグワーツ魔法魔術学校の中でも特に目立った存在です。空想好きなことから周囲の人からは「変な人」というふうに思われています。そのためいじめも受けていますが、本人は全く気にはしていません。

変わった見た目や独特のしゃべり方、ユーモアのある服装等…個性的なキャラクタールーナ・ラブグッドですが、ダンブルドア軍団の仲間たちが落ち込んだり暗くなってると、皆を明るくさせようとムードメーカー的な実力も発揮しています。

ユーモアのあるファンシーなピンク色のメガネ、同じくピンク色の服など独特のファッションセンスを持っているルーナ・ラブグッド。中にはライオンのコスチュームを着て皆を笑わせたりと自分をしっかりと持ったファッションを貫いています。周りになびかない男前な一面も持ち合わせています。

ルーナ・ラブグッドはその変わった見た目や性格から、周囲からは「おかしなラブグッド」と言われています。周りからは白い目でみられがちなルーナ・ラブグッドですが、ルーナ自身は自分が変わっているとは思ってはいません。自分が好きなように、楽しいと思うことを素直にやっているだけでなのです。

周囲からは変り者だと言われているルーナ・ラブグッドですが、実は情にあつく友達を裏切るようなことは決してしません。ハリーがみんなから孤立してしまった時でも、気にせずルーナはハリーに声をかけました。その後もルーナ・ラブグッドはハリーと協力してヴォルデモート卿を倒すために最後まで戦います。

普段は空想の世界に浸っていておっとりしているルーナ・ラブグッドですが、彼女はヴォルデモート卿との戦いの際に、最後まで戦い抜いた1人になります。おっとりしていて不思議な一面がありますが、芯が強く勇敢な一面も持ち合わせています。

父親の思想が原因で死喰い人によってマルフォイの館の地下牢で人質となって監禁されていたルーナ・ラブグッド。屋敷しもべのドビーたちに助けられますが、その際にドビーは命を失ってしまいます。ルーナ・ラブグッドはそんなドビーに対して目を閉じてやり、自分を助けてくれたことに対して感謝の気持ちを伝え、心から悲しんだのです。

頭の回転が早く、賢いハーマイオニーとは対照的な性格のルーナ・ラブグッド。白黒をはっきりとさせたい完璧主義者のハーマイオニーは、のんびりしていて常に空想の世界に浸っているルーナ・ラブグッドに対してしばしば反発している場面もありますが、徐々にお互いの考えを理解しあうようになります。

クィディッチの試合を観戦することが大好きなルーナ・ラブグッドは父親とクィディッチワールドカップも見に行ったことがあるほど。そんなルーナはなんと試合の実況中継もするほど詳しく、的確な解説をしていることもあります。また、レイブンクローの寮生ではありますがハリーたちグリフィンドールの寮生と親交が深いため、グリフィンドールの観客席から応援している姿も見られます。

可愛いと話題のルーナ・ラブグッド役を演じるのは、女優のイヴァナ・リンチになります。ハリー・ポッターシリーズの大ファンで中でも大好きなキャラクターのルーナ役を演じたいと応募し、見事にルーナ役を勝ち抜いたイヴァナ・リンチ。そんなシンデレラガールであるイヴァナ・リンチについてや、現在の彼女の活躍についてをご紹介します。

ルーナ・ラブグッド役を演じたのはアイルランドの女優、イヴァナ・リンチになります。ハリー・ポッターの大ファンだったイヴァナ・リンチは原作者にファンレターを送り、ハリー・ポッターに役者として出演したいが小さな村出身のため無理だと悲観した所、作者であるJ・Kローリングから「あきらめないで」と返事が返ってきたそうです。

それがきかっけでオーディションを受けたイヴァナ・リンチは。これまで演技経験が全くなかったものの見事に15000人の中からルーナ・ラブグッド役に選ばれました。選考に当たったプロデューサーは「他の応募者はルーナを演じることができたが、イヴァナ・リンチはルーナだった」と評価しています。

そんなシンデレラ・ストーリーがあるイヴァナ・リンチですが実は10代の頃には摂食障害で苦しんでいて入退院を繰り返していました。苦しい摂食障害の中でイヴァナ・リンチを救ってくれたのがハリー・ポッターシリーズだったそうです。作者のJ・Kローリングにファンレターを出したことがきっかけで文通友達になりました。

イヴァナ・リンチは、ハリー・ポッターシリーズや、J・Kローリングの優しさが自分に生きる希望を与えてくれたと言っています。ルーナ・ラブグッド役が決まり、映画の出演が決まったことがきっかけで摂食障害を完全に克服することが出来たそうで、「ハリー・ポッターへの出演は自分の人生を変えた」とコメントしています。

「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」で女優としてデビューしたイヴァナ・リンチは、最終巻「ハリ・ポッターと死の秘宝」まで出演しています。ハリー・ポッター終了後も女優として活動されていて、2012年にはドラマ「Sinbad」、翌年の2013年には映画「G.B.F.」と様々な作品に出演されています。どの作品も日本では未公開のものなのであまり知られてはいませんが、女優として確実に成長されています。

ハリー・ポッターの出演以降、現在も女優業や舞台でも活躍されているイヴァナ・リンチ。アメリカの人気ダンス番組「ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ」でもダンスの選手として活躍されています。セレブとプロダンサーがペアを組んで、ダンスで競い合う人気の番組ですがファイナリストに残った際には、ハリー・ポッターの出演メンバーが応援メッセージを送ったそうです。

イヴァナ・リンチの過去の恋人はハリーの父親であるジェームズ・ポッターの若い頃を演じたロビー・ジャーヴィスでしたが、2016年に破局しています。その後はシンガーソングライターの男性と遠距離恋愛の交際をしていますが、現在も交際が続いているのかはわかっていません。

ヴォルデモート卿との闘いに、最後までハリーと協力してきたルーナ。ハリーと結婚したジニーとはとても仲が良く、ハリーとジニーの娘の名前にはルーナの名前が付けられています。そんなハリーとジニーの信頼するルーナ・ラブグッドのホグワーツ卒業後の姿をご紹介します。

ルーナ・ラブグッドはホグワーツ魔法魔術学校卒業後は魔法生物学者になり、珍しい動物を求めて世界中を旅しました。旅の中でたくさんの新種の動物を発見、分類しましたが「しわしわ角スノーカック」を見つけることは出来ませんでした。父親の空想の生物だったと知ると共に、世の中には存在しない生物もいるのだと知ったルーナでした。

ルーナ・ラブグッドは、魔法動物学者で「幻の動物とその生息地」の著者であるニュート・スキャマンダーの孫にあたる魔法生物学者のロルフ・スキャマンダーと結婚します。結婚式のルーナ・ラブグッドの衣装は虹色のスパングラスと銀の一角獣の角のティアラを身に着け結婚式当日夫に驚かれたそうです。その後双子の男の子ローカンとライサンダーが生まれました。

不思議キャラクターのため、周りからは変人よばわりされているルーナ・ラブグッド。ですが、誰よりも友情にあつく優しい性格の持ち主です。学校中の誰もがハリー・ポッターを疑ったときもルーナ・ラブグッドはハリーのことを信じていました。

ハリー・ポッターシリーズの美少女キャラクターと言えばハーマイオニーを思い浮かべる人はたくさんいると思いますが、ルーナ・ラブグッドの人気も高いです。不思議キャラで変人扱いされているルーナ・ラブグッドですが容姿はハーマイオニーに劣らない美少女です。

もともとハリーポッターシリーズのファンで、ルーナが大好きだったイヴァナ・リンチ。ルーナを演じられるのは自分しかいないと思ったそうです。そんな強い意気込みがオーディションの審査員にも伝わったのかもしれません。およそ15000名の応募の中から見事ルーナ役を勝ち取りました。

ハリ・ポッターのルーナ・ラブグッド役を演じたイヴァナ・リンチの現在についてはいかがでしたか？現在は映画や舞台の他、音楽番組にも出演しているという活躍ぶりです。ルーナが好きで、演技経験が無くてもルーナになりたくてオーディションを受け合格したイヴァナ・リンチ。まさにシンデレラストーリーになります。

ハリー・ポッターシリーズに出演できたことで摂食障害を克服することが出来たイヴァナ・リンチ。イヴァナ・リンチにとってハリー・ポッターシリーズは命を助けてくれた大切なものになります。そんなイヴァナ・リンチ演じるルーナ・ラブグッドが出演している「ハリー・ポッターシリーズ」、是非とも一度お読みください。

本が苦手だと言う方は、映画も公開されています。が、長編の本でも読みやすい工夫がなされていてすぐに1冊読み切れてしまいます。また、大人気の理由を受け大阪のユニバーサルスタジオジャパンではハリー・ポッターエリアが誕生し、リアルなハリー・ポッターの世界を楽しむことが出来ます。見るもよし、買うもよし、遊ぶもよし、体験もよし、ハリー・ポッターの魅力はまだまだ続きそうです。