鉄腕ダッシュでやらせ疑惑？TOKIO のDASH島や絶滅危惧種の捏造の噂が！

「鉄腕ダッシュ」とは毎週日曜の19時から19時58分に日本テレビ系列で放送されているバラエティ番組の名称で、ジャニーズのグループTOKIOのメンバーがメインで活躍する番組です。2019年現在の鉄腕ダッシュは、無人島を開拓する「DASH島」や東京湾の渚再生に挑む「DASH海岸」、農家からもらった捨ててしまう食材を元に料理を作る「0円食堂」などの企画がメインとなっています。

「鉄腕ダッシュ」は1995年、TOKIOのメンバーが人間の限界に挑戦するという触れ込みで木曜の深夜枠からスタートしました。番組が始まった当初はスタジオにMCとメンバーがおり、TOKIOが体を張った挑戦や〇〇を使って△△はできるか、などを行いスタジオでそれを観覧するスタイルでした。

その中にはTOKIOが様々なものとリレー対決をする、ダメ犬を調教する、節約生活の紹介、城島茂の改造計画などユニークな単発企画が多く、こんなことをしてみたらどうなるだろう、という実験、挑戦要素を含むものが主でした。そして徐々に長期化する企画なども出る中、2000年から村を開拓する「DASH村」の企画がスタートしました。

DASH村の企画が始まった頃は、DASHの文字を日本地図に掲載するのが目的でした。しかし、村で使うものや生活するために必要なものを日本古来の伝統を用い、一から作るというスタイルが定着し、徐々に農作物の育成や日本の伝統の紹介、動物の育成など村を育成するスタイルへと変化していきます。

DASH村が始まってからはスタジオでの観覧のスタイルからオールロケへと変化しスタジオは撤廃。DASH村の開発以降は、農業や漁業、製造業に携わる企画が増えていき、自然を調査し共生を目指す企画などが増えていきました。現在では島を開拓するDASH島の放送が多く、それと並行して東京に渚を復帰させるDASH海岸や新宿に生物を呼ぶ新宿DASHなどがメイン企画となっています。

「鉄腕ダッシュ」でメインで活躍する「TOKIO」はジャニーズ所属のアイドルグループです。1989年に城島茂と山口達也が「城島茂バンド」を結成し、後にジャニー喜多川が「TOKIO BAND」という名をつけたのが「TOKIO」の始まりでした。TOKIOとしては1990年には城島茂、国分太一、松岡昌宏、小島啓の4人で活動を開始、山口達也が遅れて加わり、1992年頃から長瀬も手伝う形で加わるようになりました。

バンドとしても活動を始め、1994年に「LOVE YOU ONLY」CDデビューを果たしますが、デビュー直前に小島啓が脱退したため、5人でのデビューとなりました。「LOVE YOU ONLY」はTOKIOを代表するヒット曲となり、その翌年の1995年から鉄腕ダッシュが開始。番組での活躍とバンドでの活躍でTOKIOの名は広く知られるようになっていきます。

そして「鉄腕ダッシュ」が深夜からゴールデンに進出したことで更に人気も加速してきます。また、農業や製造業、漁業に携わる機会が増えたことから農業をするアイドルという独特な地位を獲得し「農業アイドル」略して農ドルの基盤を築いたとされています。地名度が高まると同時に個人個人でバラエティ番組や映画、ドラマに出演する機会が増え個の活躍も目立つようになっていきました。

個々の活躍でより幅広いジャンルで活躍するようになり、鉄腕ダッシュは勿論いろいろな番組でTOKIOのメンバーを見かけるようになりました。しかし、2018年にメンバーの山口達也が女子高生に強制わいせつを行った容疑で書類送検され、山口達也が脱退。2019年現在は4人で活動しており、鉄腕ダッシュも4人をメインに様々な企画を行っています。

TOKIOの活躍で人気を博した「鉄腕ダッシュ」ですが、DASH島や0円食堂などの長期企画が続くと同時に、やらせ疑惑などが囁かれるようになりました。ここからやらせ疑惑浮上の理由についてご紹介していきますが、まずは台本流出での炎上の噂についてお届けします。

まずは「台本が流出で炎上」という噂についてです。「鉄腕ダッシュ」はTOKIOの自主性を重んじており台本はないとされていたのですが、実は台本について紹介されことがあります。朝日新聞で番組プロデューサーの島田総一郎が台本についての話をしており、その記事で鉄腕ダッシュの台本についても触れています。

島田曰く「鉄腕ダッシュにも台本はあります」とのこと。しかし、その内容は非常にシンプルで「集合時間」「満潮干潮の時刻」「日没時刻」「作業目標」の4行しか書かれていないというのです。記事には「台本というより工事の予定表ですね」というコメントもあり、空白部分はスタッフとTOKIOの知恵で埋めていくというのが「鉄腕ダッシュ」のスタイルなのだそうです。

これを見た視聴者は「これを見て番組を作るTOKIOが凄い」「笑った」という声が上がっており、台本があっても内容を決めていないからこその面白さがあると納得した人も多かったようです。

思わぬ形で紹介されたTOKIOの台本ですが、過去に鉄腕ダッシュに携わる番組プロデューサーが「台本もないしアポもない」と下記のように語っています。その時の出会いやハラハラ感を大切にしており、その場で起きたハプニングも番組の味と考えている様子。台本に関してはたった4行ですので、あるとも言い難いものかもしれません。

2019年現在、鉄腕ダッシュの中でもメイン企画となっているのが「DASH島」です。「DASH島」ではTOKIOが島を開発していくのですが、「DASH村」の時の様に日本古来のものを用いて行くスタイルが特徴的で、1から手作りしているものが多いです。

人気企画「DASH島」でやらせ疑惑が浮上したことがあります。DASH島は海に浮かぶ無人島のため、様々なものが漂着します。TOKIOのメンバーは漂着物を使っていろいろなものを作るのですが、時に怪しげなものが流れ着くこともあります。そして、得体のしれないものについてメンバーが正体を確かめようとした時、そのやり方についてやらせ疑惑が持ち上がりました。

ある時山口達也がDASH島の海岸に漂着した得体のしれないものを舐めて確かめようとしたことがあります。その行為について「危険すぎる」と心配する声が上がりました。そして、それと同時に「スタッフがTOKIOに危険なことをさせるはずがない」「スタッフの仕込みで、やらせでは？」というやらせ疑惑が浮上しました。

DASH島では天然のものを使って食べ物や日用品を作ることもあります。ある時「DASH島」の企画でユリ根から取り出した片栗粉を使った天然パックを使おう、という企画が持ち上がり城島がそれに挑戦することになりました。そしてユリ根パックを作るため、熱々の鍋で作ったのですが、当然出来上がったパックも熱々です。

やらせ疑惑はその熱々パックを城島が顔につける時の出来事に浮上しました。本来、パックを付けてから熱々リアクションを取るはずが、よく見ると城島は熱々パックを顔に貼る前にリアクションを取っているのです。この城島のリアクションから「DASH島の健康法、やらせでは？」というやらせ疑惑が浮上した模様です。

「鉄腕ダッシュ」では「DASH島」以外にもかつて存在した自然な光景を取り戻そうと、渚を復活させる「DASH海岸」や新宿に生き物を呼ぶ「新宿DASH」などの企画も行っています。自然に触れ合ったり生物の調査をする企画はいくつかあるのですが、この企画についてもやらせ疑惑で炎上したという噂が流れています。

やらせ疑惑は彼らが調査中に次々と絶滅危惧種と言われている希少生物に次々と出会うことが理由に挙げられています。いくらなんでも絶滅危惧種を発見し過ぎでは？という声があり、専門家も驚くほどの希少価値のある生物の続出に「スタッフが用意したやらせでは？」とやらせ疑惑による炎上の噂が流れたようです。

山口達也が「横浜育ちのアユを追う」という企画を行った時のことです。以前にDASH海岸でアユの稚魚を見つけたことがあり、多摩川がアユの生息に適しているのかを調査をすることになりました。水質改善に努めた甲斐もあって多摩川からは清流に生息する生き物が次々と見つかり、アユも発見されました。そして彼らが更に上流を目指すと、そこには絶滅危惧種に指定されている「スナヤツメ」がいたのです。

「スナヤツメ」とはヤツメウナギ科に属する淡水魚で、綺麗な川でしか育たない上に全国的にも珍しく専門家も過去に1度しか見たことがないといいます。思わぬ発見に喜ぶTOKIOとスタッフたちですが、実は山口達也は過去にも「巨大アユを追え」という企画で1度この「スナヤツメ」を見つけています。

この事実から「いくらなんでも2度も希少な生物を見つけるなんて」とやらせに関する疑問の声があがりました。簡単に見つかるはずのない生き物が同じ番組で2度出現したことにやらせ疑惑の目が向けられたようです。真相は不明ですが「もしやらせだとしたら、用意したスタッフが逆に凄い」という声もありました。

新宿にある基地ベースに生き物を呼び戻す企画でも珍しい生き物が続々と発見されています。そこには良く見るコイやバスもいたのですが、それ以外にスッポンも発見されました。スッポンも非常に珍しく、皆驚いたのですが、それを更に上回る幻と言われる魚「モツゴ」も発見されています。専門家も新宿で見たのは初めてと驚いていました。

こちらもあまりにも珍しい魚が登場したため、やらせ疑惑が持ち上がる要因の1つとなったようです。因みにこの企画ではでは最後に何故か池の底から刀が発見され、こちらもまた話題となりました。

スナヤツメを発見したアユの追跡企画の後、その後アユが成長したかを調べる企画がありました。この企画は山口達也と城島茂が多摩川の源流に近い場所まで足を延ばし、絶滅危惧種の生物に出会えるかというスペシャル版でした。そして彼らはここでまたしても非常に珍しい生物をいくつも発見しているのです。

そこで城島が出会ったのはカジカガエルという生物です。カジカガエルは鳴き声が美しいのが特徴的なカエルで東京では都の絶滅危惧2類に指定されています。その後も、準絶滅危惧種に指定されているオニヤンマのヤゴ、在来種であるミルヤンマのヤゴなど多摩川の上流は珍しい生物の宝庫でした。

そして更に上流へと足を向けた２人は、その日お目当てでもあったある生物の卵を発見します。その卵の主は絶滅危惧種１類に指定されたトウキョウオオサンショウウオでした。卵はぶよぶよした透明なゼリー状の塊の中に黒い粒がいくつもあって一見するとカエルの卵のような外見をしています。また、その後には体長12センチのオオサンショウウオも発見されました。

トウキョウサンショウウオは1931年に初めて発見された生物で1970年代頃までは東京郊外でも見られたのですが、現在ではあまり見られなくなり非常に希少な生物となっています。水質にも非常に敏感で見つけるのが難しいと言われています。このようにあまりにも希少生物が続出するのでTOKIOの凄さを実感する一方で、やらせなのではないか、というやらせ疑惑が浮上し、炎上したと噂になったようです。

新宿にビオトープを作り生き物たちを呼ぼうという企画「新宿DASH」でも珍しい生物が発見されました。それはビオトープのある屋上にはいるはずのないイモリです。イモリは本来は水田や池、川など水の淀んでいない場所に生息するもので屋上にいることは考えにくく、鉄腕ダッシュでもいるはずのないイモリが、と驚かれていました。

TOKIOは2匹見つかったこのイモリに「みゆきちゃん」「タモさん」というあだ名をつけていたのですが、ありえないはずのイモリの出現に視聴者から「やらせでは？」という声が上がりました。この時ちょうど同じく日曜に放送中の「イッテQ」でのやらせ問題が浮上しており、炎上とまではいかなかったようですが、鉄腕ダッシュにも疑惑の声がかなり届いたようです。

イモリに関しては番組内でも疑問を覚えたようで、青梅から土を運んできた時に一緒に来てしまったのではないか、と結論づけられました。しかし、「スタッフが用意したのでは？」というやらせを疑う視聴者の声には「あんなところにイモリを離して虐待じゃないか」という声も混じり、この件でやらせ捏造疑惑で炎上したと言われています。

イモリは新宿DASHの環境では生きていけないだろうという懸念もあり、炎上したと噂も流れました。しかし後の放送で、イモリの姿を確認した回があり、その時に2匹とも無事な姿で発見されたこと、繁殖を示す特徴が見つかったことから今後を期待する声も上がったようです。

珍しい生物の発見でやらせによる炎上が噂される鉄腕ダッシュですが、実はDASH島やDASH海岸、新宿DASH以外でもやらせの疑惑による炎上が噂されている要因があります。ここからはその噂についてご紹介します。

長崎にカタクチイワシを獲りに行くという企画がありました。カタクチイワシとはイワシの一種で煮干しなどの原料になることが多い魚です。番組内ではカタクチイワシが大漁、と紹介されていたのですが、実はこれに関しては漁師から「前もって買ってきたものであった」という証言が取れていると言います。

やらせ疑惑による炎上は幾度か噂されていましたが、カタクチイワシだけははっきりと証言が取れているようです。漁に行った日はTOKIOのスケジュールの都合で5/1だったのですが、カタクチイワシの最盛期は5月の中旬であり、思ったほどの獲れなかったためにこのような処置がなされたようです。

鉄腕ダッシュには農家などで捨ててしまう食材を集めて料理を作る、という「0円食堂」という企画があります。ゲストを招いて飛び込みで農家や養鶏場、漁師などに声を掛け廃棄するものをわけてもらう、という企画なのですが、こちらでも一部からやらせ疑惑による炎上が噂されています。

0円食堂に関してのやらせ疑惑は少いのですが、一部から「農家からあんなにいらない食材が出るはずがない」「TOKIOだからわざわざ用意しているのでは？」「スタッフが事前に交渉しているのでは？」という声があがっています。

TOKIOがソーラーカーに乗って日本一周一筆書きできるか、という企画を行いました。このソーラーカ－は中古のハイゼットを改良した車で「ソーラーカーだん吉」と名付けられ、8年という長い歳月を経て日本一周を成し遂げました。

このだん吉に「本当に太陽の光だけで走っているのか？」という疑問の声が向けられました。というのも、前日に日没まで走り切っているだん吉が翌日朝から走っているため、日没でエネルギーを使い果たしたのに充電もせずに走っているのか？ということが疑問視されたからです。

しかし、実際は数日に分けてロケを行っているのですが番組に公開する映像の都合で連日走っているように見えたため、充電シーンが省かれたことによる視聴者の誤解だったようです。

ここからは「鉄腕ダッシュ」を日頃視聴している視聴者からの声をお届けします。SNSの鉄腕ダッシュへの声は「鉄腕ダッシュ」でやってたからやってみた、料理を作ってみた、と番組の影響でいろんなことにチャレンジする人や、近所にロケに来ていた、という声が主でした。

「鉄腕ダッシュ」のファンからの声です。始まった当時はまだまだ若者だったTOKIOも段々と年を重ね、メンバーの脱退などもあり今後の継続を不安視しているようです。長く続いている番組だけに今後の継続も期待する声は多くあるようです。

「鉄腕ダッシュ」では絶滅危惧種の生物の発見など、生態調査や環境を改善していくという企画が増えており、そういった企画への好感の声です。専門家を招いての調査も行っていますが、特化した専門家が数多くいるともっと捗るのかもしれません。

「鉄腕ダッシュ」以外にも生態調査を行ったり生き物を捕獲して調査するという番組は数多くあります。中には外来種を駆除対象と扱う番組もあり、そのようなものと比較して「どう共存していくか」を提唱する番組の姿勢に対しての好感の声です。

「鉄腕ダッシュ」のやらせ疑惑による炎上の噂をまとめてみました。実際にやらせがあったという事実もありましたが、概ねは噂程度にとどまっているものが多くやらせ疑惑による炎上もしていないという声が大半でした。炎上に近いものや、一時的にやらせ疑惑で盛り上がったりしたこともあったようですが番組自体には好感を持っている声が多く見られました。

特に絶滅危惧種の発見にやらせの声が多いのですが、上記でもご紹介の通り万が一やらせだとしても「その生物を調達できるスタッフが凄い」という声、また「やらせだったとしても楽しかったらいい」という声もあり、やらせの真偽のほどは不明ですが楽しんでいる視聴者の方が多いようです。

特にこの絶滅危惧種の発見では、今回ご紹介の生物や記事の中で取り上げたもの以外にも希少生物が見つかっておりTOKIOを珍しい生物ハンターと認識している人も。あまりにも珍しい生物が次々見つかるので「鉄腕ダッシュ」は珍しい生物が見つかる番組、と認識し珍しい生物が見つかっても既に普通だと捉えらて見ている視聴者もいるようです。