はがない3期の可能性は？原作ストック・円盤売り上げでアニメ続編があるか予想

アニメファンにとっては、原作が最終回となっていない限り続編の制作を心待ちにしている人も多い筈です。今回は人気アニメ「僕は友達が少ない」の3期の可能性について、様々な角度からの予想をご紹介します。アニメ2期も大人気のうちに終了となった本作ですが、果たして3期の可能性は残されているのか、はがないファンは要注目です。

僕は友達が少ない、通称「はがない」は、平坂読のライトノベルを原作としたアニメーション作品です。「残念系青春ラブコメ」と称されている本作は、タイトルの通り友達が少ないとされる登場人物達を中心に描かれる作品となっています。2014年2月1日には実写映画化もされた作品であり、ファンの間でも話題となりました。

はがないは平坂読が原作、イラストをブリキが担当しています。2009年8月よりメディアファクトリーのMF文庫より刊行となり、2015年8月に最終巻となる11巻が発売となりました。原作のライトノベルの他にアンソロジー作品が2巻、番外編が1巻発売されています。はがないは2011年に最も売れたライトノベルとしても話題となりました。

アニメのはがないは2011年9月22日にオリジナルのストーリーで描かれるDVD付きの特装版第7巻が発売されました。同年10月から12月までアニメ第1期が放送となり、翌年9月26日にテレビ未放送となる13話が収録されたOVAが発売となりました。その後2012年7月28日に第2期の制作が発表となり、2013年1月から3月まで第2期が放送される事となりました。1期2期のいずれもTBS系列での放送となります。

主人公の羽瀬川小鷹は、聖クロニカ学園に転校してきた高等部の2年生です。初日から遅刻によってクラスに馴染む事ができない小鷹は、地毛である金髪も災いしてヤンキーだと避けられていたのです。そんな小鷹はある日、同級生の三日月夜空が放課後の教室で一人楽しそうに喋る姿を目撃します。エア友達と話していたという彼女は、「隣人部」という部活を立ち上げて小鷹を強制的に入部させることにします。

2019年現在は既に原作も完結となっているはがないですが、アニメ3期決定の報告は出てきていません。続いてははがないのアニメ3期決定の可能性について、様々な角度から考察していきます。2期までを視聴したファンであれば当然3期もやるものと思っていた人も多い筈ですが、現在までに3期決定の報告が無いのは何故なのか、可能性の有無についてをまとめていきます。

はがないのアニメ2期では、原作の8巻までの内容を映像化しています。その為原作は残り3冊ある以外にも、番外編も発売されているので、ストックが無くて3期の制作がされていないという可能性は無いと言えます。最終話までを描くにも丁度良い残りであるので、ストックを考えれば十分に3期決定の発表があってもおかしくない状態となっています。

はがないが完結した2015年の時点で、ライトノベルの売り上げは累計で700万部を超えている事も知られています。2011年には最も売れたライトノベルとして話題となった事もあり、人気という点を踏まえてもはがない3期が決定されて良いと考えられます。

一般的にアニメの続編が作られる基準の一つとして、円盤の売り上げが挙げられます。5000枚が一つの目安とされていますが、はがないの円盤は1期が平均して1万枚を超えており、更に2期も平均して7000枚程度の売り上げを見せています。これらの数字を踏まえても、はがないの3期をやるのに十分な人気のある作品である事がわかるのではないでしょうか？

はがないは様々な動画配信サービスでも視聴する事が可能となっています。あまり人気の無い作品はリストから外されてしまう場合もありますが、はがないは複数のサービスから配信されているという事を考えても、人気がある事がわかる筈です。

しかしながらはがないの3期決定の可能性については、かなり低いのではないかとの見方もある様です。その大きな理由の一つとしては、2期の放送から間が空きすぎている事が挙げられます。2期の放送は2013年で原作はその2年後の2015年に完結となっています。しかし2019年現在も3期決定の発表が無い点からも、原作が完結した前後に発表が無かった事が何よりの答えなのではないかとの見方もありました。

2期から時間が経ちすぎてしまったはがない3期ですが、現在何の情報も出ていない事から3期の放送がいつになるか、その可能性などについては見当が付かない状態となっています。ファンにとっては残念な情報となってしまいましたが、原作の刊行が9巻以降失速してしまった事も原因の一つとして挙げられるものと考えられます。更に原作の終わり方にも賛否両論あり、2期で終わる方がアニメとしても綺麗なのかもしれません。

一度人気に火が付いた作品ほど辛辣な評価をされる場合もありますが、はがないのアニメだけしか観ていなかったファンもいる筈です。続いてはアニメの続きが気になっているという人に向けて、3期として放送が予想されていたはがないの続きについての情報もご紹介します。

はがないの2期の続きとなる物語は、原作の9巻から読む事が可能となっています。アニメは原作に忠実に作られていたので、特に違和感無く2期の続きを楽しむ事ができる様になっています。既に完結している作品でもあるので、続きが気になって眠れないといった心配もありません。ライトノベルには手を出した事が無かったという人でも、この機会にはがないを読んでみるというのもおすすめです。

原作のある作品が映像化された場合には、違いについて気になるファンもいる筈です。しかしはがないの場合には基本的に原作に忠実に作られた作品となっているので、特に違いについては気にせず読む事ができる様になっています。せっかくなので続きから読むというよりも、改めて1巻から最終巻までを順番に読んでいく方が、ライトノベルならではの表現なども楽しむ事ができるのでおすすめです。

3期の可能性も期待されている一方で、ライトノベルの結末には賛否両論がある事もわかるはがないですが、続いてはそんなはがないを読んだりアニメを観た人のTwitter上の感想についても少しだけご紹介します。一般的に、はがないはどの様な感想を持たれる作品なのでしょうか？

全体的に面白い作品であった為に、はがないの最終回に納得がいかず、3期はアニメ化しなくて良かったという感想も見られました。どういった展開になるものか、ストーリーに関してはファンの思い通りにはいかないものですが、多くの人が期待する終わり方ではなかった事も事実なのかもしれません。

一方で、今もはがないの3期を待ち続けているという感想も見られました。どの様な展開になるとしても、好きな作品は最後までアニメとして鑑賞したいと感じるファンも多いのかもしれません。原作を読んでいないファンにとっては、純粋に続きが気になるのも頷けます。

ライトノベルといえば可愛い女の子に主人公が囲まれるハーレム作品、という認識を持つ人も多いのではないでしょうか？しかしはがないを最後まで読んでいるファンからすると、その認識を否定したくなる様です。気になった人は是非ライトノベルを購入してその展開を確かめてみてはいかがでしょうか？

僕は友達が少ないのアニメ3期の可能性についてをご紹介しましたが、特に情報収集などはせず決定の発表を待っているファンも多かったのではないでしょうか？2期の放送が既に6年も前であった事に驚く声もあり、同時にそれだけ長い期間を待ち続けるファンの熱意も凄い事がわかります。

今後はがないの3期決定の発表があるかはわかりませんが、公式から絶対に無いと断言されたわけではありません。残されている可能性を期待しつつ、改めてはがないという作品を復習しながら、その魅力を再確認してみるというのも良いのではないでしょうか？