けものフレンズ2の最終回が炎上？ラストの結末は？あらすじや感想・評価を考察

けものフレンズ2は、2017年に放送されたけものフレンズの第2期アニメで、第1期の人気からけものフレンズ2への期待も大きかったアニメだと言われています。ここでは、そんなけものフレンズ2についての作品情報やあらすじ、感想などを紹介しています。

けものフレンズ2は、2019年の1月から4月まで、全12話で放送されたアニメです。放送前には、実写の特別番組が放送されるなど、けものフレンズの人気ぶりから観客の期待も大きい作品だったそうです。

第1期であるけものフレンズでは、沢山の伏線が散りばめられたまま終わってしまったので、第2期はその伏線を回収すると共に、「人間にとって、家とはなんなのか」や「人の持つ社会性」などをテーマにしていると言われていたそうです。

ここでは、けものフレンズ2のあらすじを紹介しています。舞台は、第1期のけものフレンズでも登場したジャパリパーク。子供が古く壊れたある建物の中で目覚め、森の中で迷い込んでいると、そこでカラカルとサーバルに出会います。サーバルはその子供に「キュルル」とあだ名を付けますが、キュルルは家に帰りたいと願い、3人はキュルルの家を探すことにします。

キュルルの持ったスケッチブックに描かれた家の絵を頼りに探しているところを、突然巨大なセルリアンが3人を襲ってしまいます。3人は海賊風のラッキービーストの操縦する乗り物でその場から逃げ出し、「アヅアエン」と呼ばれる場所へと向かうことになります。

絵に描かれた林に似た場所を見つけたサーバルたちは、ジャイアントパンダに出会い話を聞きますが、すぐに眠ってしまい絵の場所を突き止めることができません。林の中を歩き続けるサーバルたちは、何かの部品を発見し組み立てようとします。部品を組み立てると遊具が完成し、そこが絵の場所だと分かります。

このあらすじのように、けものフレンズ2では、いろんな場所へ訪れ個性的なフレンズと友達になっていき、謎を解決していく、という内容だと当初は考えられていたそうです。

けものフレンズ2のあらすじにもあった通り、第2期当初は、第1期と同じく、いろんな場所でいろんな仲間たちに出会い、交流を深めていく…というようなほんわかした内容だと思われていましたが、けものフレンズ2の最終回の内容がひどいと炎上してしまったそうです。ここでは、そんな炎上の理由について解説しています。

けものフレンズ2の最終回が大きく炎上した理由のひとつに、報われないストーリー展開だったことが挙げられるそうです。主人公であるキュルルが助っ人として呼んだトラが、ビースト化し、「のけもの」として描かれたまま死んでしまいます。キュルルはトラが死んでしまっても全く気にしませんでした。

また、キャラクターの一人であるイエイヌが最後まで一人ぼっちであることや、何より重要なキャラクターであるかばんちゃんとサーバルが、第1期を無視したような関係性として描かれていたことなどが挙げられるそうです。また、第1期で散りばめられていた伏線もほとんど回収されないまま第2期も終了してしまい、混乱を招いたそうです。

最後、かばんちゃんとサーバルちゃんは少ない会話を交わします。キュルル、カラカル、サーバルをいいチームだねと褒めるかばんちゃんですが、「私たちもそうだったかな」と第1期での関係性を問います。それに対しサーバルちゃんは、過去にかばんちゃんと一緒にいたことを覚えていないような素振りを見せて、そのまま別れてしまいます。

このように、第1期がなかったかのような描写があり、それに悲しんだファンが沢山いたそうです。それが、第2期のネガティブな感想につながったと言われています。

ここまで、けものフレンズ2のあらすじや、最終回が炎上した理由について解説してきましたが、ここでは、その炎上を経営戦略的な視点から考察し解説しています。けものフレンズ2は、そのストーリーの内容だけでなく、第1期監督の降板や、ツイッター上での製作者の不適切な発言などもあり、ここまで評価が低くなったと言われているそうです。

「ケムリクサ」は、けものフレンズ第1期監督・たつきが制作したアニメ作品です。けものフレンズ2と同時期に放送され、けものフレンズ2の低評価とは反対に、高評価の多かったアニメとして知られているそうです。ファンの解説では、ストーリーは謎だらけで進行しますが、詰め込みすぎずバランスの取れた情報量と、伝えたいテーマを一貫して描いているところが感動の高評価に繋がったと考えられています。

上記で解説した通り、様々な理由からけものフレンズ2最終回について、ファンの評価は厳しいものだったそうです。最終回が終わった後のニコニコ生放送で行われたアンケートでは、「とても良かった」という評価が2.6％、また、最低評価である「良くなかった」が95.3％となり、これまでの公式アニメ配信後のアンケートで最低値の評価を記録したそうです。

けものフレンズ2の内容が第1期と対照的すぎることから、第1期のファンや制作陣に対する悪意で満ちていた、とファンが感じたのが大きな理由の一つだったそうです。また、第2期の監督やプロデューサーが第1期監督やファンへの批判とも受け取れるコメントをツイッターで発表したことも相まって、一時期は大きく炎上していたそうです。

上記の解説でも触れた通り、けものフレンズ2が第1期の作風と大きく違ったため、ネット上にはストーリーについての感想や考察の動画が多くアップロードされました。その中では、けものフレンズ2は「地獄」をテーマに作られていた、と考察するものもあったそうです。

ここでは、炎上したけものフレンズ2最終回のストーリーをネタバレ有りで詳しく紹介しています。けものフレンズでの伏線を回収していなかった部分や、第1期のキャラクターの関係性がないがしろになっていた部分、また、報われないキャラクターたちなど、ファンが悲しむ要素が多くあったそうです。

海底火山の活動が活発になったせいで、ホテルが海に完全に沈んでしまいそうになります。また、キュルルの描いたスケッチブックの絵とセルリウムが接触すると、強力なセルリアンが発生してしまうので、その絵を回収し、無事に他の仲間とも合流します。しかし、強いセルリアンにサーバルたちは囲まれてしまいます。

キュルルだけ先に脱出に成功しますが、謎の鳥のようなフレンズに「仲間を置き去りにして、自分だけ助かるこの上状況のままで良いのか」と問われ、今までの行動の理由なども深く考えると、キュルルは、仲間たちを好きだと叫びます。すると、キュルルの叫びに反応して、ビースト化したアムールトラが出現します。

叫びで反応したアムールトラを、戦場であるホテルに誘導しました。ビースト化したアムールトラは、強力なセルリアンたちを倒しますが、フレンズたちにも攻撃してしまいます。それにより、ホテルは倒壊し、アムールトラはその瓦礫の中に埋もれてしまいます。

サーバルの記憶は戻ることがありませんでしたが、かばんちゃんはサーバルたちを涙ながら見送ります。キュルルは、探していたお家はここだ、と言ってけものフレンズ2最終回は幕を閉じます。

ここでは、けものフレンズ2で新たに登場した謎や伏線についての解説をネタバレ有りで詳しく紹介しています。キュルルの持っているスケッチブックの絵や、サーバルの記憶についてなど、けものフレンズではなかった謎が第2期で多く生まれました。

第11話でフレンズであるイエイヌの金庫が登場しましたが、その金庫からは手紙や絵が出てきました。その絵の中には、キュルル、サーバル、カラカルが描かれたものも入っていました。キュルルのスケッチブックには破れたページもあり、今までの絵のタッチが似ていることもあり、この絵を描いたのはキュルルではないか、と言われています。

この絵には、ミライさんやヒトが描かれていることからも、昔、キュルルが眠る前に描いてイエイヌに渡したのではないかと言われています。その他にも、キュルルが眠っていたのはタイムマシーンのカプセルではないか、ということから未来のキュルルが描いたのではとも言われているそうです。

サーバルは、第1期で一緒に旅をしたかばんのことを覚えていない記憶喪失だったことが分かり衝撃が走りましたが、結局第2期で真実は語られないままでした。しかし、最終回ではかばんが「また会おうね!」と言ったことに対し「うん!約束だよ!」と言っていたこともあり、これは続編で語られる内容なのではないかと言われています。

アムールトラはビースト化してしまい、セルリアンを倒したはいいもののフレンズにまで攻撃をしてしまい、最後は倒壊したホテルの瓦礫に埋もれるラストとなってしまいました。しかし、最後はビースト化を表す紫のもやもやしたオーラが消えていたのもあり、続編でビースト化がとけたアムールトラが登場するのではないかと言われているそうです。

全12話を通してキュルルの家を探してきたサーバルでしたが、ジャパリパーク内にはキュルルの本当の家はなかったのではないかと言われています。ただ、本当の家はなくとも、居心地の良い家は見つかった、という最終回だったのではないかと言われています。

大成功に終わった第1期に比べ、多くの非難が集まってしまったけものフレンズ2でしたが、ここではその続きである第3期が制作される可能性について考察しています。

けものフレンズ2のBD一枚目の初動売上は458枚と発表され、ファンの評価と合った売上となったそうです。第1期のたつき監督が制作したケムリクサは14353枚と大ヒットしたことから、どれだけけものフレンズ2が売れなかったかが露呈してしまったそうです。

けものフレンズ2の最終回で、新しい主人公であったキュルルの謎は解決しましたが、けものフレンズ2でかばんちゃんとサーバルの関係が変わってしまったことからも、けものフレンズ1と2の間に何が起こったのかなど、新しい謎が増えてしまいました。

また、2019年にはセガから「けものフレンズ3」というゲームが発表されたことから、これがアニメ「けものフレンズ2」の続編になるのではないか、と言われているそうです。

けものフレンズは2017年1月、けものフレンズ2が2019年の1月に放送されたことから、約2年間の期間が存在していました。そのことから、もし第3期が放送されるなら、2021年の1月の可能性が高いのではないかと言われているそうです。TVアニメ第3期ではなく、映画化などの可能性もあると言われているそうです。

ここでは、けものフレンズ2の最終回に対して寄せられた感想を紹介しています。炎上や第1期を無視したストーリーラインなどからネガティブな感想も見られましたが、ポジティブな感想も多く見られました。

けものフレンズプロジェクトを長く応援している人からは、けものフレンズ2は癖のある内容だったと言われていますが、けものフレンズ2で始めてけものフレンズに触れた人は、けものフレンズの良さであるフレンズたちの交流やのほほんとした雰囲気が良かったと評価する感想も多かったそうです。ペンギンたちのユニットであるPPP（ペパプ）の新曲も可愛らしくてけものフレンズらしい一曲だったという感想も見られました。

けものフレンズに続いて、フレンズたちのデザインやオープニング、エンディング曲などが良かったという感想が多くあったそうです。けものフレンズ2とストーリー性は違いますが、けものフレンズの良さであった可愛いフレンズは健在で、それが高く評価されたそうです。

けものフレンズ2は、第1期の監督の降板などがあり、放送前からネガティブなコメントが多く見られましたが、そんな悪評も忘れるような内容だった、という人もいたそうです。けものフレンズ2の謎を回収するべく続編を楽しみにしている人も多いようです。

この記事では、けものフレンズ2の最終回のあらすじや感想などを紹介しました。最終回は、沢山の伏線が回収されなかったことやキャラクターの報われないラスト、また、第1期をなかったことにしたような展開などがあり炎上したそうですが、けものフレンズプロジェクトを応援し続けたいというファンも多くいるそうです。この記事でけものフレンズ2が気になった方は、この機会にけものフレンズ2を視聴してみてはいかがでしょうか?