鬼灯の冷徹の白澤の魅力は?鬼灯との関係・画像やあらすじも紹介

地獄の住人達の日常を描いたブラック・コメディ『鬼灯の冷徹』。『鬼灯の冷徹』には神話・御伽噺・怪談などのキャラクターが数多く登場します。その中でも主役・鬼灯に並んで人気なのが神獣・白澤。彼は吉兆の印でもあり、森羅万象を知る知識の神でもあります。今回は『鬼灯の冷徹』のあらすじと、そこに登場する人気キャラクター、神獣・白澤について紹介します。 『鬼灯の冷徹』のあらすじだけでなく、魅力や鬼灯との関係、その他白澤の過去等について画像を交えながら紹介します。

鬼灯の冷徹の白澤の魅力は?鬼灯との関係・画像やあらすじも紹介のイメージ

目次

  1. 『鬼灯の冷徹』とは?簡単なあらすじを紹介
  2. 『鬼灯の冷徹』に登場するキャラクター神獣・白澤
  3. 『鬼灯の冷徹』に登場する「白澤」の基本情報
  4. 白澤の弱点?『鬼灯の冷徹』で明かされた三角巾の秘密
  5. 若く見えても『鬼灯の冷徹』の中ではご長寿キャラ!白澤の年齢は?
  6. 『鬼灯の冷徹』における鬼灯と白澤の関係
  7. 『鬼灯の冷徹』で明かされた鬼灯と白澤の過去
  8. 実は知らないうちに会っていた?『鬼灯の冷徹』で明かされた鬼灯と白澤の出会い
  9. 『鬼灯の冷徹』一番の女好き!白澤の好みの女性って?
  10. 白澤が拒絶?『鬼灯の冷徹』で唯一白澤に受け入れられなかった女性キャラ
  11. 『鬼灯の冷徹』の中で一番センスがない?白澤の芸術センス
  12. 『鬼灯の冷徹』のアイドル?白澤作「猫好々」
  13. 『鬼灯の冷徹』の中でも人気のキャラクター・白澤の魅力
  14. 『鬼灯の冷徹』の魅力も白澤の魅力もまだまだ尽きない

『鬼灯の冷徹』とは?簡単なあらすじを紹介

2011年から『モーニング』で連載されている『鬼灯の冷徹』。日本の地獄が舞台となっているブラック・コメディ作品で、神話や御伽噺、その他怪談等の登場人物等が数多く出演しています。舞台こそ『地獄』といった現実離れしたものとなっていますが、作品内でみられるネタは『現代あるある』といって差支えない物。キャラクターの叫びが共感を呼び、注目を浴びました。

「全国書店員が選んだおすすめコミック2012」では第1位を取得。2014年にアニメ化し、2018年にはアニメ第二期シーズン2が放映されています。2014年に放送されたアニメ第1期では、あらすじ等を紹介するナレーションを、稲川淳二さんが務めたということも話題となりました。

 

コミックスは2018年3月23日現在で26巻まで発行。コメディなので、あらすじの紹介をするのは難しい作品です。しかし今回は、『鬼灯の冷徹』とは一体どんな物語なのか、少しだけあらすじを紹介します。既に何度か触れていますが、あらすじの紹介の前に『鬼灯の冷徹』の舞台となるのは「あの世」である「地獄」とその周辺ということだけ頭に入れておいてください。舞台が地獄であることを前提に、あらすじを紹介します。

地獄では、戦後の人口爆発等により亡者はあふれかえり、獄卒たちは人材不足に悩まされていました。そんな中地獄をまとめているのは、どこか頼りない閻魔大王と、その第一補佐官である鬼神の鬼灯。『鬼灯の冷徹』とは、鬼灯の幼馴染で衆合地獄主任補佐のお香に、中国の神獣・白澤その他お伽話としても有名な英雄の桃太郎とそのお供等、個性豊かなメンバーと共に過ごす、鬼灯達の日常を描いた作品となっています。

このあらすじだけでもかなり混沌とした内容だということがお分かりいただけると思います。あらすじを読んで『鬼灯の冷徹』が気になった方は是非コミックスを確認してみてください。今回はそんな地獄の日常を描いた人気コミック『鬼灯の冷徹』に登場する人気キャラクター、神獣・白澤について鬼灯との関係や魅力、その他彼の過去などを、画像を交えながら紹介していきます。

『鬼灯の冷徹』に登場するキャラクター神獣・白澤

地獄の日常を描いたブラックコメディ『鬼灯の冷徹』。あらすじで紹介しました通り、主人公は鬼神の鬼灯です。コメディ漫画ではありますが、主人公の鬼灯にもライバル(?)に相当するキャラクターがいます。それが神獣・白澤です。あらすじで少し触れていますが、白澤とは中国の神獣。しかし神獣とは言え普段は下の画像のような人間の青年の姿をしています。

白澤は天国である桃源郷に住まいを設け、普段は『うさぎ漢方極楽満月』という漢方薬局を営んでいます。『鬼灯の冷徹』の作品内でも群を抜いた大の女性好きで、女性と遊ぶために人間の姿をしていますが、彼の本当の姿は下の画像のようです。

白澤は吉兆の印であり為政者の神。更にその他森羅万象を知る博学な神とされる存在です。性格は穏やかで軟派。下の画像の通り、顔は『鬼灯の冷徹』の主役・鬼灯少し似ています。しかし外見は似ているものの、性格は対照的。鬼灯とは仲が悪く、事あるごとに衝突しており「偶蹄類」と罵声を浴びることもあります。

これだけ説明すると、良いとこ無しのキャラクターのようにも思えますが、基本的には穏やかな性格をしており、鬼灯に関わらなければ他人の悪口を言うこともない、とても優しいキャラクター。人当りも良く、その外見の良さもあって、女性にも結構モテます。その為、『鬼灯の冷徹』の読者には、彼のファンだという方も沢山いらっしゃるようです。

『鬼灯の冷徹』に登場する「白澤」の基本情報

ではここから、白澤というキャラクターの基本情報を紹介します。先程も少し説明しましたが、彼は中国妖怪の長・神獣白澤であり、本来は6本の角に9つの目をもつ獣のような姿をしています。しかし極度の女性好きかつ浮気性で、女性と遊ぶためだけに下の画像のような、年若い青年の姿をしています。人間の姿をしている時の身長は185cm。体重ははっきりしていませんが、ひょろっとした体格をしているようです。

吉兆の印かつ為政者の神、そして森羅万象を知る博学な神でもある彼は、『鬼灯の冷徹』の世界では漢方の権威となっています。天国・桃源郷に住まいを設け、普段はそこで『うさぎ漢方極楽満月』を経営。かの日本昔話の英雄・桃太郎を弟子として雇っています。しかしながら無類の女好きの為、売り上げの7割を交際費にとして消費。弟子である桃太郎にも呆れられることも少なくありません。

度を超す女性好きについては、犬猿の仲である鬼灯にも度々揶揄されています。その他にはお酒が大好きで、『鬼灯の冷徹』の作品内において、よくお酒を飲むシーンが描かれています。しかしお酒に強いというわけではなく、『鬼灯の冷徹』の作品内では泥酔状態に陥った姿や、二日酔いに苦しむ姿が数多く見られます。それでも基本的な性格は極めて寛大で温厚。人当りもよく、いろんな人から好かれています。

白澤の弱点?『鬼灯の冷徹』で明かされた三角巾の秘密

普段は人間の姿をしている白澤。薬局を経営していることもあり、基本的に白衣と三角巾を着用しています。この三角巾ですが、通常の男性とは異なり、おでこよりも上の位置で留めています。実はこの三角巾の下には本来あるはずの3つ目の目が隠されています。『鬼灯の冷徹』コミックス第4巻で初めて描写されましたが、人間の姿になっている時には3つ目の目は紋様のようになっており、紋様を触っても痛みはないようです。

しかし違和感はあるようで、三角巾の位置について桃太郎から指摘を受けた際には「(三角巾の布が当たると)モヤっとする」「釈然としない」「しっくりこない」と応えていました。更にその言葉を聞いた直後、鬼灯から目潰しとして両目+額の目の紋様への攻撃が繰り出されましたが、それを慌てて回避しています。痛覚が無いとは言え、触られて気持ちの良い場所ではないようです。

若く見えても『鬼灯の冷徹』の中ではご長寿キャラ!白澤の年齢は?

普段は青年の姿をしている白澤。しかし実年齢はどのくらいなのでしょう。これについては『鬼灯の冷徹』の作品内で正確な数字は出ていません。『鬼灯の冷徹』には白澤の過去についての描がかれた話もありますが、白澤の年齢について、正確な描写となると微妙です。しかし一応それに準ずる情報が『鬼灯の冷徹』コミックス第6巻に描かれています。

上の画像は、白澤の弟子・桃太郎が「…白澤様って…どのくらい前から存在してるんスか?」という質問をした際に「このくらい前から」と応えた時の画像です。その他では、この次の回である『鬼灯の冷徹』第44話では閻魔大王よりも年上であることが明かされました。時代としては白亜紀辺りに生まれたのではないかとされています。

この頃のあの世には何もなく、白澤は過去何度も現世へ足を運んでいたようです。白澤は外見的には若く見えますが、実際は老年だということを自身でも自覚しているらしく、『鬼灯の冷徹』コミックス第22巻では上の画像のように「僕も相当な年だ」と呟いている姿が確認できます。

『鬼灯の冷徹』における鬼灯と白澤の関係

『鬼灯の冷徹』に登場する数多くのキャラクターの中でも、主役の鬼灯に並んで人気のある白澤。しかし『鬼灯の冷徹』の主役である鬼灯とは非常に険悪な仲です。作品を見る限りでは、2人が偶然出会った際には鬼灯が辛辣な言葉を投げかけたり攻撃をしかけたりする事が多く、白澤はそれに応戦しているようにも見えます。

『鬼灯の冷徹』コミックス第2巻では、鬼灯が出合い頭に白澤の顔面を殴っていました。しかし、鬼灯が白澤を嫌いになったのにはきちんと理由があります。2人の過去については後述しますが、過去の出来事に加えて、鬼灯と白澤の性根が何だかんだと似ていることから、2人は事あるごとに反発しあうようになったようです。

『鬼灯の冷徹』で明かされた鬼灯と白澤の過去

仲の悪い鬼灯と白澤。彼らに過去何があったのでしょうか。ここからは鬼灯と白澤が敵対することになった過去の出来事について説明します。2人が敵対する理由となった過去の出来事については『鬼灯の冷徹』コミックス第1巻と14巻に描かれていました。最初のきっかけは、地獄のシステムが出来上がる前にまで遡ります。

昔から白澤は大の女性好きで惚れっぽく、すぐに入れあげるところがありました。当時鬼灯と白澤は面識がありませんでしたが、2人の顔が似ていることは周囲に知られており、白澤は「(顔つきが似ているならば)鬼灯の方が良い」という理由で、女性に4回立て続けにフラれてしまいます。惚れた女性に鬼灯と比較されるようなフラれ方をした白澤は鬼灯を逆恨み。

鬼灯の功績を称える表彰式も兼ねた、地獄の記念式典で、白澤は本来瑞兆が来るべきではない鬼門の方角からわざと飛来し、大量の黒猫人形と鼻緒の切れた草履を空からばらまくという嫌がらせをしてしまいます。この直後、麒麟と鳳凰が慌ててフォローしたため天国と地獄の関係にひびが入ることはありませんでしたが、白澤は鬼灯に敵と認識されるようになります。

更にその後、和漢親善競技大会で2人は審判として再会。その時、休憩時間中に行った賭けが2人の仲が険悪となる決定打となりました。賭けの内容は「次出てくる婦人の乳まわりが二尺八寸以上か以下か」。しかし実際2人の目の前を通りかかったのがニューハーフだった為、決着がつかず、前々からピリピリしていた2人の関係が大いに拗れてしまったのです。

この賭け以降も2人は反発しあい、現在に至るまで関係が改善される事はありませんでした。こうした過去の出来事に加えて、それ以降も2人のソリはことごとく合いません。閻魔大王曰く、「性根が似ている」という2人だからこそ、お互いどうしてもその存在が気に入らないのかもしれません。

実は知らないうちに会っていた?『鬼灯の冷徹』で明かされた鬼灯と白澤の出会い

過去の出来事から険悪な仲の鬼灯と白澤。初対面からお互いに印象最悪だった2人のようにも見えますが、実は違います。お互い既に忘れてしまっていますが、鬼灯がまだ小さかった頃、実は白澤と出会っています。この時の様子は『鬼灯の冷徹』コミックス第6巻に収録。鬼灯は過去、友人達と一緒に可愛いと有名なサクヤ姫を一目見る為、現世への渡航を計画したことがあります。

現世へ行くためには、現世と黄泉を行き来出来る神獣の協力が必要不可欠。協力を得るため烏頭が放った「美人に興味ない?」の一言で白澤は鬼灯達の話に乗りました。白澤は基本的に人妻には手を出さないのですが、「気概は気に入ったから」と現世への渡航へ協力。お互い名乗ることもなかったので、この出来事についてお互いを認識していませんが、『鬼灯の冷徹』では珍しい、喧嘩をしていない2人の姿を確認できます。

『鬼灯の冷徹』一番の女好き!白澤の好みの女性って?

白澤の特徴を挙げるのなら「大の女性好き」という点は外せません。では、白澤は一体どのような女性が好みなのでしょうか。それについては『鬼灯の冷徹』コミックス2巻、10巻その他20巻に描写がありました。基本的に、白澤は「人型の女性であれば良い」というスタンスのようです。胸の大きさにも好みは無いようで、「大っきな乳は包まれたい。小っさな乳は包んであげたい」と宣っています。

『鬼灯の冷徹』コミックス第2巻では鬼灯から地獄の門番・牛頭との付き合いを進められていましたが、その時の断り文句は「立派な女性だけど彼女反芻するだろ?」です。明らかに人間の女性とは異なる姿をしているにも関わらず、それでもこの断り文句。ここまでくるとむしろ女性の外見に拘らない、良い人のように思えてしまいます。

その他の特徴としては「浮気性」という点が挙げられますが、白澤の中でもルールがあるらしく、基本的に人妻には手を出さないようです。また、女性が本気にならないように配慮しているつもりなのか、女の子に声をかける際には上の画像のように「結婚しよう」ではなく「僕と遊んでください」と言うようです。酷い浮気性ですが、一周回って誠実と言えるかもしれません。

白澤が拒絶?『鬼灯の冷徹』で唯一白澤に受け入れられなかった女性キャラ

『鬼灯の冷徹』コミックス第10巻で「性別が女性でであればそれでいい」とまで言い切るほどの女性好き・白澤。しかしそんな白澤でも受け入れられなかった女性キャラクターがいます。それは天探女というキャラクターで、下の画像のような姿をしています。初登場は『鬼灯の冷徹』コミックス第19巻。白澤と対面したのはコミックス第20巻となっています。

普段は鬼灯以外の人間に対して、目ったに悪口を言う事のない白澤ですが、彼女の姿を見た際には「周りにブスとか大声で言いながら歩いてくる女の子。それは女の子じゃない!なにかそいう化け物だ!」と言っています。いくら白澤でも、条件反射的に周囲の人間を馬鹿にするような性格の女性に対しては食指が動かないようです。

『鬼灯の冷徹』の中で一番センスがない?白澤の芸術センス

白澤について説明する際、「女性好き」という点以外にも外せない要素があります。それは『鬼灯の冷徹』に登場するキャラクターの中でも、トップクラスでセンスがないということです。

このセンスというのはどれか1つの分野についての話ではなく、デザイン方面の表現力全般において言えるようで、特に絵のセンスについては壊滅的。『鬼灯の冷徹』の中でも絵が得意な茄子というキャラクターからは嫌味ではないのにも関わらず「恨みは一切ないのに呪いを使うのは上手いんだ」とまで言われてしまう始末。その他歌唱力についても微妙なようで、その事については鬼灯から冷静に指摘されていました。

また、現世へ降りる時の服装についても、センスはやはり微妙。年若い青年の姿をしているにもかかわらず、老年男性のような変装をしています。鬼灯から指摘され若者風の衣装に着替えた際も、やはりかなり独特の服装となり、鬼灯から痛烈なビンタをくらう結果となりました。

このセンスのなさは芸術方面だけでなく、術者としての技術にも関係しているようで、呪い返しや紙に描かれた絵を実体化する「剪紙成兵術」等も下手なようです。

『鬼灯の冷徹』のアイドル?白澤作「猫好々」

センスがなく、紙に描かれた絵を実体化する「剪紙成兵術」が下手な白澤。そんな白澤とは切っても切り離すことのできない存在がいます。それは「剪紙成兵術」によって白澤が生み出したキャラクター「猫好々(マオハオハオ)」。下の画像のような姿をしています。画像からは想像できないかもしれませんが、これは白澤が描いた「猫」です。

『鬼灯の冷徹』コミックス第7巻で登場しました。白澤の画力が関係しているのか、ただ鳴くばかりで、びっくりするほど何もしません。3日経てば自然と消滅しますが、3日間は断固消えません。その外見は恐怖でしかありませんが、『鬼灯の冷徹』ファンの間では結構人気があり、ぬいぐるみなどのグッズもでているほどです。

『鬼灯の冷徹』の中でも人気のキャラクター・白澤の魅力

ここまでの説明では「基本的にダメな人」といえてしまうキャラクター・白澤。ダメであればあるほどかえって欠点が愛嬌となり、愛される面があります。しかし白澤の魅力は欠点によって生まれるものばかりではありません。

先程少し触れましたが、白澤は『鬼灯の冷徹』の中でも比較的女性にモテる方のキャラクターです。欠点ばかりではなく、その他にも長所や美点があります。では、どんな魅力があるのでしょう。ここからは白澤の長所・魅力について説明していきます。

『鬼灯の冷徹』の中でもトップクラス?白澤の並外れた知識力

白澤の魅力の1つは、膨大な量の知識。白澤は知識の神でもあるので、その知識の量は尋常ではありません。漢方の権威であり、学会でも多数論文を発表しているようです。

その他にも、『鬼灯の冷徹』コミックス第5巻で不喜処地獄の従業員・シロが「あの人わりかしインテリだよね」とコメントしているシーンもあります。欠点が多く、他人から呆れられてしまうことも多い彼ですが、能力的にはやはり普通の人間とは異なる部分があるようです。

他人の悪口を滅多に言わない

白澤の長所兼魅力の2つ目は「他人の悪口を滅多に言わない」点です。『鬼灯の冷徹』の主人公・鬼灯とは仲が悪く、罵り合う事が多いため、意外に思えるかもしれませんが、基本的には白澤は温厚な性格をしており、他人の悪口を言う事はありません。

『鬼灯の冷徹』コミックス第8巻では、檎からも「人の悪口を滅多に言わない」と言われていますし、鬼灯と喧嘩をしている姿をみた集合地獄の従業員からは「…白澤様が怒ってる…」と驚かれていました。鬼灯の前ではしょっちゅう怒ったり暴言を吐いたりする白澤ですが、それ以外のところでは非常に穏やかな性格をしているようです。

白澤は基本的には優しい

白澤の長所兼魅力の3つ目は「優しさ」です。「悪口を言わない」にも通じるところがありますが、これは白澤1番の長所ではないでしょうか。この優しさは決して女性に対してだけのものではありません。女性好きで男性に対しては「ただ居る」という認識の白澤ですが、だからと言って男性に対して冷たいというわけではありません。

『鬼灯の冷徹』コミックス第14巻では、白澤と同じく瑞兆である麒麟が「そもそもコイツは気のいい方で女グセさえ除けば悪い奴じゃない。むしろ割といい奴だ」と言っています。そしてそれを聞いた桃太郎も「それは俺もそう思いますけど…」と同意。実際『鬼灯の冷徹』の中で白澤は、鬼灯以外の人間に対して悪意ある行動をとった描写がほぼありません。

鬼灯から攻撃を受けた際にも、攻撃を受けた事へ対して怒るより周りへの被害を気に掛けるという場面があります。その他にも鬼灯に指示され茄子から絵を習い、最終的にやはり鬼灯と喧嘩になった際も、役に立てなかったと謝る茄子に対して「君のせいじゃないよ。むしろゴメンね」と謝罪しています。白澤の心優しい性根が垣間見えるシーンでした。

対鬼灯限定?『鬼灯の冷徹』内で見られるキレの良いツッコミ

最後に紹介する白澤の魅力は「キレの良いツッコミ」。これは長所と捕らえて良いのか微妙なところですが、白澤の人気の理由の1つとして考えられるので、ここで紹介します。普段は温厚で優しい白澤ですが、やはり鬼灯の前では口調が荒くなることが多いです。

その際に見られるキレの良いツッコミは『鬼灯の冷徹』という作品を盛り上げるのに一役買っています。人からつっこまれることの多い白澤ですが、なかなかどうして面白い言葉を返すシーンが多く見られます。

『鬼灯の冷徹』の魅力も白澤の魅力もまだまだ尽きない

ここまでで『鬼灯の冷徹』のあらすじから、白澤の基本情報や鬼灯との関係、その他彼の過去や魅力等を画像を交えながらまとめてみました。いかがだったでしょうか。冒頭でも説明しましたとおり、『鬼灯の冷徹』はコメディ作品であり、あらすじを紹介するのは難しい作品です。その為、今回紹介したあらすじだけでは作品の魅力が伝わりにくかったかもしれません。

今回主に紹介したキャラクター・白澤は、長所はもちろん短所でさえ魅力となってしまう『鬼灯の冷徹』の中でもとても面白いキャラクターです。主役の鬼灯とは過去の事情から犬猿の仲となっていますが、鬼灯と白澤の喧嘩、その他のやりとりも『鬼灯の冷徹』という作品の魅力の1つ。1種名物的な魅力があります。

『鬼灯の冷徹』や、そこに登場する白澤の過去や魅力については、今回画像を交えて紹介したようなものだけでなく、その他にもまだまだ沢山あります。『鬼灯の冷徹』は2018年4月現在テレビアニメ第2期シーズン2が放送中であり、『モーニング』にて好評連載中ですので、まだまだ目を離せません。これからも『鬼灯の冷徹』を応援していきましょう。

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