バガボンドはいつ完結する?休載・連載開始から最新刊の情報まで!

井上雄彦さんが生み出す迫真の絵で描かれるバガボンドはいつ完結するのか?これまでも連載開始をしては休載を挟み、本当に完結するのかファンの間で危ぶまれるバガボンド。バガボンドの最新刊の情報や休載の理由など、バガボンドが本当に完結するのかについて徹底考察します!

バガボンドはいつ完結する?休載・連載開始から最新刊の情報まで!のイメージ

目次

  1. バガボンドとは
  2. 【完結へ向けたバガボンド】作者井上雄彦さんとは
  3. 【完結へ向けたバガボンド】次の最新刊第38巻はいつ発売するのか?
  4. 【完結へ向けたバガボンド】作者井上雄彦さんの連載開始に対する思い
  5. 【完結へ向けたバガボンド】どうして長期休載しているのか
  6. バガボンドは最終回を迎え、完結できるのか?
  7. 【完結へ向けたバガボンド】最新刊バガボンド38巻に収録予定の物語
  8. 【完結へ向けたバガボンド】農業漫画になりつつある?
  9. バガボンドの最終回や完結の行方を知ってもっと楽しもう

バガボンドとは

バガボンドとは井上雄彦さんが1998年よりモーニングで不定期に連載している剣豪の宮本武蔵を主人公にした青年向けの歴史漫画です。バガボンドは吉川英治作「宮本武蔵」を原作にしています。バガボンドの時代背景は戦国時代末から江戸時代初頭にかけてです。剣士になる希望を失い落胆する宮本武蔵の苦悩の人生や佐々木小次郎との戦いをメインに様々な侍との戦いが描かれています。

バガボンドの特徴は作者の井上雄彦さんが筆で絵を描いている所にあります。現在バガボンドはコミックスの最新刊第37巻が2014年7月に発売されています。それ以降は井上雄彦先生はバガボンドをずっと休載しており、ファンの間ではバガボンドが本当に最終回をむかえて完結されるのか疑問視する声も上がっているようです。

【完結へ向けたバガボンド】作者井上雄彦さんとは

バガボンドの作者井上雄彦さんは1967年1月12日、鹿児島県に生まれた漫画家です。1988年に「楓パープル」という漫画でデビューしています。1990年に井上雄彦という名前に変えたのち「SLUM DUNK」を連載開始。バスケットボール漫画の金字塔として1996年まで連載を続けました。

1998年にバガボンドを連載後、1999年には車いすに乗ったバスケットボール青年の漫画「リアル」を連載開始しました。井上雄彦さんの漫画の特徴は、スポーツや戦いの経験を通して成長する青年を描くところにあります。2014年にバガボンドが休載すると井上雄彦さんは芸術面での活動も始めています。

井上雄彦さんと建築家ガウディとのコラボレーション展が2014年森アーツセンターギャラリーにて開催されました。その他にも浄土真宗の始祖・親鸞を描いた屏風を発表したり、日清カップヌードルのCMでは井上雄彦さんのイラストが使用されたりしました。

バガボンドの作者井上雄彦さんはスラムダンクのヒットからナイキのジョーダンコレクションともコラボレートしています。またスラムダンク奨学金を立ち上げ、バスケットを志す人たちへの支援を行っています。このように井上雄彦さんは漫画以外にも様々な活動を行っています。

【完結へ向けたバガボンド】次の最新刊第38巻はいつ発売するのか?

バガボンドの最新刊第37巻は2014年7月23日にリリースされています。バガボンドは初めモーニングで週間連載漫画としてスタートしました。やがて不定期連載になり第37巻以降は長期の休載期間に入っています。バガボンドのコミックスは一冊につき大体6~7話収録されています。そうなると既に5話のバガボンドが発表されているので、連載開始されれば残り2話で最新刊38巻が刊行されるはずです。

【完結へ向けたバガボンド】作者井上雄彦さんの連載開始に対する思い

バガボンドの作者井上雄彦さんはtwiterもしているそうですが、それらの情報源を見てもバガボンドを連載開始する予定が全く見えません。それどころかバガボンドの話しさえ浮上してきません。井上雄彦さんの気持ちとしてはバガボンドよりもリアルの方に執筆の気持ちが向いているようです。

井上雄彦さんは以前テレビのドキュメンタリー番組に出られてバガボンドの制作に関してインタビューを受けていました。その時に井上雄彦さんは「漫画家をやり続けるために漫画を描く気って全くないんで」と言われています。

自分の中でバガボンドは描く必要性がなければ描かない、妥協してバガボンドを描くことはあり得ないということです。この発言からもファンとしてはバガボンドが本当に連載開始して完結できるのか?という思いがあるのではないでしょうか。バガボンドが連載開始されれば残り2話を待つだけなので、最新刊38巻の発売は時間の問題なのですが。

【完結へ向けたバガボンド】どうして長期休載しているのか

作者井上雄彦さんはバガボンドを制作する際のコンセプトとして「手に負えないことをやる」と言われています。バガボンドはこれまでの漫画制作とは違う新しい方向からアプローチしているようです。井上雄彦さんはテレビのドキュメンタリー番組に出演した時、自分が漫画の物語をコントロールしても良いものはできないという事を言われています。

バガボンドではそもそもストーリーの展開はどうでもいい、キャラクターの生きざまを描けば、それが結果的に物語になるということを言われていました。このことからバガボンドはストーリーを綿密に計算して作るというより、キャラクターの心情や生き方に密着して、性格のあるがままを描く事により、それがストーリーになってきたと言えます。

またバガボンドは吉川英治原作の「宮本武蔵」を基盤にしつつも、所々井上雄彦さんのアレンジも加わっています。例えば原作「宮本武蔵」では佐々木小次郎は武蔵に対して冷酷で憎らしい態度をとる人として描かれていました。しかし井上雄彦さんはバガボンドで佐々木小次郎をそのように描いていません。

バガボンドの作者井上雄彦さんは漫画を描く時、キャラクターの心情になりきって描くようなので、気持ちがついてこないと制作に入れないのでしょう。バガボンドはリアルな絵が魅力の漫画ですが、それゆえに上手く完結することを考えるとなかなか制作に手がつかないと言えます。

実際に井上雄彦さんはスラムダンクの最終回があまりにも上手く決まったため、それがプレッシャーになっているという事を言っています。バガボンドが長期休載しているのはこんな理由もあったのです。

バガボンドは最終回を迎え、完結できるのか?

バガボンドはこれまでも何度かの休載を挟んでは連載開始されてきた過去があります。バガボンドは佐々木小次郎が山狩り脱出エピソードを描いたのちも2年を超える休載期間がありました。井上雄彦さんはこの時のバガボンドの休載理由として、佐々木小次郎に思いを込めすぎたことをあげています。

佐々木小次郎は山狩りの時、無罪の百姓を切り殺してしまうのですが、井上雄彦さんは佐々木小次郎に成りきって描いたために精神的にまいってしまったようです。しかし井上雄彦さんはバガボンドを完結しないうちにやめる事は考えていないと言います。バガボンドの中で佐々木小次郎のエピソードを描いたというだけで精神的にダウンするほどの集中力はすごいですが、この気迫がバガボンドの魅力なのかもしれません。

バガボンドは長く休載しており、ファンの「完結しないのではないか」という危惧に対して井上雄彦さんはこう言っています。「やっぱり放り投げたって思われたくない」。井上雄彦さんとしては休載はしつつもバガボンドの最終回を描き、完結させたいという思いは持たれているのでしょう。

井上雄彦さんはバガボンドの最終回として「最後は二人の場面で終わるのは間違いない」ということも言われています。このことから宮本武蔵と佐々木小次郎が舟島での決闘を描いて完結することが予想されます。

【完結へ向けたバガボンド】最新刊バガボンド38巻に収録予定の物語

井上雄彦さんはすでに最新刊37巻の他に5話分のバガボンドのエピソードを描いています。ここではバガボンドの次の最新刊となる第38巻に収録予定の物語の概要を書いていきます。こられのエピソードがどうバガボンドの完結に繋がるのかが楽しみです。

【完結へ向けたバガボンド】次の最新刊収録予定323話

完結へ向けたバガボンド第323話「旅衣」では、武蔵達が小倉へ向けて旅をするエピソードが描かれています。この回で「新章」と記されていることから、バガボンドの物語が新しい段階に入ったことをうかがわせます。

【完結へ向けたバガボンド】次の最新刊収録予定324話

完結へ向けたバガボンド第324話「小倉の宝」では佐々木小次郎にスポットが当たります。大殿に当たる細川忠興が佐々木小次郎のいる道場をそっと覗きました。そこには佐々木小次郎が指南役と向かい合っています。そして佐々木小次郎が召し抱えられるというエピソードが描かれます。

【完結へ向けたバガボンド】次の最新刊収録予定325~326話

完結へ向けたバガボンド第325話「名宝」では又八が小倉へ向かいます。何やら怪しい宣教師も登場しするエピソードです。第326話「侍たるもの」は礼儀のなっていない佐々木小次郎に礼儀作法を教えようとする、小川の日常を描いたエピソードとなっています。

【完結へ向けたバガボンド】次の最新刊収録予定327話

完結へ向けたバガボンド第327話「忠興という名の」は、エピソードの最後で宮本武蔵に視点が移ります。バガボンドの主人公宮本武蔵は京都で細川幽斎と対面しました。細川幽斎とは細川忠興のお父さんであり、織田信長のいた戦国時代から有名な武将です。細川幽斎は戦いの才能のみでなく政治や諸々の芸事にも優れた人です。そんな細川幽斎と宮本武蔵は対面して何を話しているのか?という期待を込めた物語の流れになっています。

【完結へ向けたバガボンド】農業漫画になりつつある?

バガボンドが農業漫画になりつつあるという話があるようです。バガボンドは井上雄彦さんがキャラクターの生きざまに沿ってストーリーを展開しているということから、宮本武蔵たちの日常にフォーカスしていることが伺えます。第37巻では宮本武蔵が農業をするエピソードも描かれました。

侍といえどもいつも刀で戦っていたわけではありません。日常は農業を行い、いざという時は侍になる、というリアルな当時の人々を描いた漫画がバガボンドだと言えます。

バガボンドの最終回や完結の行方を知ってもっと楽しもう

長期にわたり休載しているバガボンドの最終回はどうなるのか?本当に完結するのか?と感じるファンの方は多いことでしょう。バガボンドは井上雄彦さんが物語に小細工を使わず、あるがままのキャラクターを描く事でストーリーを生み出すという挑戦的な作品です。井上雄彦さんがバガボンドのキャラクターに成りきることから漫画が生まれるので、精神的な消耗も激しいことが休載の理由でした。

現在バガボンドは完結に近いところまで物語が進んでいますが、連載開始される見込みが立っていません。しかし井上雄彦さんはバガボンドを休載したまま完結をみずに辞める事は考えていないと言っています。バガボンドの連載開始がいつになり、どのように最終回が描かれるかは分かりませんが、その完結が楽しみな漫画です。

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